春の桜・ツツジの名所として有名な日野町中菅の滝山(たきさん)公園。
その奥にある滝山(たきやま)神社と竜王(りゅうおう)滝に行ってきました!
鳥居をくぐると階段が続きます。
参道は約600m。
9月初旬で秋の気配感じられる頃ではありましたが、一段とひんやり、マイナスイオンをバシバシ感じます。
木々の甘い香りが漂い、森林浴気分。
勾配もそれほどないので、ゆったりと歩けます。
神社が見えてきました。
手前の階段は、ちょっと勾配があります。
お参りをしてから、右手前方に見える竜王滝へ。
着いた頃は曇っていたので、神秘的な印象がぐっと強まっているかのよう。
また、前日の大雨で水かさが増しているのでしょう、通常よりも滝の勢いに力強さを感じます。
滝の上流部分をアップで見てみると…伝わりますでしょうか、ほとばしる水しぶきが!しばらく水しぶきを観察していると、雲が去り、陽が差してきました。
水に光が反射して、キラキラとても綺麗です。
見上げると、抜けるような秋空のすっきりとした空気。
滝からの水しぶきも受けて、心がデトックスされていくのがわかります。
草たちも気持ちよさそうに佇んでいます。
あと1~2ヶ月もしたら、紅葉でまた違う景色を魅せてくれるんだろうなぁ…と思いを馳せます。
さて、この竜王滝、小泉八雲の「骨董」に出てくる幽霊滝として有名です。
そんなことを考えながらじっと滝を見つめていると、なんだか滝が語りかけてくるような。
暗闇の中に浮かび上がる滝の白さを想像すると、ぞっとしてしまいます。。
地域の方からも、この伝説により二歳にならないこどもを連れて行くことはなかった、というお話をうかがいました。
この伝説は、鳥取県内に広く知れ渡ったようです。
これからの紅葉シーズンに、ぜひ足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。
夜道に肝試しを、なんていうツワモノの方がいらっしゃれば、是非感想を聞かせてくださいね。(笑)
滝山公園はこちら(日野町役場HP)
日野振興局 2013/09/11