今日の境港の小型底びき網は、すべて美保湾での操業でした。
主な漁獲物は、スズキ、マゴチ、ヒラメ、ガザミ、バイ、エビ類(ヨシエビ、クマエビ、クルマエビ等)等でした。
放流ヒラメは、先月に引き続き多く入網しており、測定したヒラメ501尾中、75尾が放流魚でした(混獲率14.9%)。
今回の市場調査では2つ発見があり、1つは、2010年(平成22年)に境港で放流したヒラメのうち5000尾に標識(腹びれの一部を彫刻刀で切除)を付けましたが、そのヒラメが漁獲されていました。3歳魚でも放流海域にとどまっている魚がいることを直接確かめることができました。
あと1つは、今年放流したヒラメが全長25cmを超えるサイズに成長していました(2尾確認)。
良い調査結果でしたが、デジカメを忘れるというミスのため画像は携帯で数枚のみです(涙)。