朝晩が冷え込むようになりましたね。空気が澄んで朝日がきれいです。
さて今回は、冬山登山をされる方へのお願いです!
里は紅葉でオレンジ色の世界に包まれていますが、山はすでに冬模様…。
11月13日、関係機関のみなさんと国立公園内にある登山道の状況確認のため、登山を行いました。
いつもなら10月下旬から11月上旬にかけて降る大山の初冠雪ですが、調査登山の前日に降ってしまい、予定外に雪とたわむれることになってしまいました。(ガーーン)
頂上に近づくにつれて深くなる雪…。危険であるということで途中で引き返すことに。下山していると、まさかの登山者が!
ご夫婦でしょうか?お二人で登って来られました。お話しをすると、頂上から下界を見たいとのこと。
お気持ちはわかります…。
しかし、今登られている山がどういった特質を持った山なのかご存じだったのでしょうか?雪の準備は万全だったのでしょうか??
これからの山は、突然雪に遭遇することも考えられます。天候も変わりやすく、急に冷え込んだり吹雪になることも…。
冬の山は美しく魅力的ではありますが、危険も伴います。
もし何かあった時に、捜索に行く人達のことも考えて、冬山にのぞんでくださいね。
どうぞ、ご自分の体力や知識を過信することないようお願いします。
日野振興センター 2013/11/15