今年はなかなか暖かくならず、梅と桜が同時に咲くという不思議な春です。
新年度になりました~!今年もいろいろ新たな取り組みにチャレンジできればと思っています。引き続き「しぜんの宝箱」をよろしくお願いいたします!!
さて今回は、山で春の訪れを告げる黄色い花達を紹介します。
山の雪がまだ溶けきっていない日野郡ですが、所々で花の姿を見かけるようになりました。
そこで、パトロール中に見かけた黄色い花のみを集めてみました。
ダンコウバイ(クスノキ科)。漢字で檀香梅と書きます。クスノキ
の仲間だけに、いい香りがする木です。全国的にみると、希少植物
に指定されている地域もあり、数が少なくなっているようです。
ミヤマキケマン(ケマンソウ科)。開花が4月~6月と長いのが特徴
です。群生するので、お花畑のようになっていることもあります。
ネコノメソウの仲間(ユキノシタ科)。日野郡には何種類か自生し
ているようですが、判別に自信がなかったので仲間というくくりで
の紹介です。キラキラと輝く種が、まるで猫の目のようだというこ
とで、名前がつけらたとか。
ミツマタ(ジンチョウゲ科)。和紙の原料となるミツマタですが、
調べてびっくり!帰化植物だったんですね~。原産地は中国中南
部からヒマラヤ地方だそうです。
華やかな感じを出そうと黄色の花を紹介してみましたが、なんというか…。地味でした。でも、人にこびてない感じがステキです。
日野振興センター 2014/04/03