二十四節気（にじゅうしせっき）の１つ清明（せいめい）を過ぎて、花が咲き、若葉が萌える季節になりました。山野で春の花を見つけると、つい顔がほころびます。


山道脇に可憐に咲くミヤマカタバミ

　４月１０日、鳥取県琴浦町（ことうらちょう）の船上山（せんじょうさん）で山焼きが行われました。山火事防止と病害虫駆除、山の景観保全のために、琴浦町により３年に１回行われているものです。

　当日は、１０時頃から森林組合職員により火入れが行われ、県道から屏風岩の間のススキやササが茂る斜面が少しずつ焼かれました。


屏風岩周辺の火入れ風景

　最初は屏風岩周辺から慎重に火を入れていき、上に燃えるものがなくなってから県道沿いから火入れが行われました。


大半が燃えた後に県道沿いから火入れ

　見物客が見守る中、遠くからでも炎と音が分かるほど枯れたススキは激しく燃えていました。
　１日かけてゆっくりと火入れが行われた斜面は、これから新緑の季節とともにゆっくりと芽吹いていくことでしょう。


　船上山関係の過去の記事はこちらから参照ください。
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