日野振興センターのナツツバキの花が咲きました。白い姿はなんとも品があり、涼しげです。
さて今回は、カタクリの種を紹介します!
6月24日に大山隠岐国立公園内にある毛無山に登ってきました。
毛無山にはカタクリが自生しており、保護のための看板を設置していたのですが、花も終わったので取り外すことに。
看板設置の様子はこちら!
https://www.pref.tottori.lg.jp/item/905178.htm#moduleid293163
カタクリの種。木々のすき間から差し込む光に照らされていました。まるで、スポットライトを浴びているみたいですね。
カタクリは、雪解けすぐに葉を出して、頭上を覆う木々の葉が茂るまでの間、光合成をして栄養を蓄えます。
そして、夏には地上から姿を消し、春まで球根で眠ります。
カタクリの花は有名ですが、種って意外と見たことない人も多いのでは?
カタクリの種、なんとっ、アリが運んでくれるんですよーー!
エライオソームと呼ばれるアリにとって栄養があるものが外側についていて、巣の中に運び込み、食べた後は遠くに運び出してくれるのだとか。
種はなめるとほんのり甘いそうです。よく見ると、小さなアリが種の周りに何匹かウゴウゴしていました。
アリとカタクリ…、持ちつ持たれつ、素敵な関係ですね。
日野振興センター 2014/07/01