沿岸もの市場日記

今朝、賀露地方卸売市場に出荷されていたの漁法ごとの主な漁獲物は以下のとおりです。
イカ釣：ケンサキイカ（白いか）、スルメイカ
※白いかは、多い船で10箱程度の水揚げで、サイズは2段～5段
　
　
小型底びき網：水深70～80mでキダイ、メイタガレイ等、水深110m前後でムシガレイ、キアンコウ等
変わったところではアカムツ（のどぐろ）が揚がっていました。
　
刺網：マダイ、ハマチ（ブリの若魚）、マゴチ、ヒラメ等
　
　
釣：キジハタ、ヒラメ、マアジ、ウッカリカサゴ等
※賀露の一本釣のキジハタの中には、放流魚が2尾いました。
　
潜水：イワガキ等
その他：シイラ漬けでシイラ、かご網でバイ

　

【おまけ】イシダイはえ縄の試験操業
昨年8月に長崎県の大瀬戸町漁協にイシダイのはえ縄を視察し、鳥取でも導入できるか淀江で試験操業を行っています。
6月からの3回の調査では、まだイシダイを釣獲できておらず、漁場、針サイズや餌を傭船先の漁業者と試行錯誤している状態です。
ただ、やっと光明が見え始めており、7月29日の試験操業で、イシではないですがクロダイが釣れました（針サイズ小、餌はサザエのむき身：針120本中クロダイ4尾、餌がバフンウニの針には魚は掛からず）。