沿岸もの市場日記

2014年08月11日

2014年8月8日 賀露

セリの様子 シイラ
今年はこれまでのところシイラ(シイラ漬け木漁)が不調です。
例年ですと小型サイズ中心ですが、何十箱と水揚げされるのですが、今年は今日みたいに10箱未満の日が多いようです。

本日の水揚げは、前日の夜が時化たため日中漁が主体の水揚げでした。
かご網:ウマヅラハギ
刺網:ヒラメ、マゴチ
イカ釣:ケンサキイカ(白いか)
釣:キジハタ
潜水:イワガキ、サザエ、アワビ、イガイ等

特筆すべきは、酒津の刺網漁業者1人でヒラメを100kg以上水揚げしていました。
ヒラメ マゴチ
イワガキ(夏輝:なつき)は、福部のヒラメ増殖場(十字礁)で漁獲したものが、賀露地方卸売市場の活魚槽に大量に保管されていました。
栽培漁業センターの情報を元に、鳥取県漁協が潜水業者に委託して漁獲したもので、大きいものは1個1000円で売れるとのこと(漁協職員談)。
ちなみにほとんどが地元で消費されるようで、鳥取の夏の味覚として観光客にこぞって食べていただけるとのこと。
水揚げされた魚の7割以上が消費地市場に流通する中、ほぼ地場消費できるイワガキの魅力。守っていきたいブランドです。
キジハタ イワガキ(夏輝)
サザエ イガイ
ケンサキイカ(白いか) ケンサキイカ(白いか)

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