沿岸もの市場日記

2014年09月03日

2014年9月3日 賀露(沖底初水揚げ)

9月1日から操業開始した沖合底びき網の賀露での初水揚げが本日ありました。
1隻だけでしたが、写真のとおりアカムツ(のどぐろ)がずらり。
沖底の初水揚げ アカムツ(のどぐろ)
1番は2万円/箱でしたので、セリ値で1尾2000円・・・。
3番の途中までセリを聞いていましたが、その段階でも1.4万円/箱。
さすがアカムツ様。高級魚です。
アカムツ(のどぐろ) ヤナギムシガレイ(ささがれい)
ハタハタは漁獲しておらず、その他としてはニギス、キアンコウ等。
変わったところでは上の写真のヤナギムシガレイが1箱出ていました。
ニギス(沖ぎす) キアンコウ


本務の沿岸の方ですが、シイラが少し量が出るようになりました。
これまで沖側に出る潮流が多く、シイラには厳しい海況でしたが、今週から少し良くなっています。ソデイカ(赤いか)もそろそろ安定した漁獲があるようになって欲しいところです。
シイラ ソデイカ(赤いか)
今、漁獲の中心はウマヅラハギです。
タモ網で多く漁獲されていますが、漁獲圧が高い懸念があります。
その他、刺網ではハマチ(ブリの若魚)、ヒラメ、マダイ等、イカ釣はケンサキイカ・ブドウイカ(白いか)、スルメイカ、釣はヒラメ、キジハタ、マアジ等、潜水はサザエ等でした。
ウマヅラハギ(ちゅーかー) ハマチ(ブリの若魚)
ヒラメ マアジ
ケンサキイカ(白いか) 活ケンサキイカ
変わったところでは、カサゴが箱になっていました。あと、マハタが4尾。
カサゴ マハタ
最後に賀露と酒津~泊の水揚げの状況の写真です。
賀露の水揚状況 酒津~泊の水揚状況

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