いつの間にかシリーズ化となった『日野郡の狛犬を探して』ですが、今回は神社本体をご紹介します。
岡山県との県境近く、もう少し行けば四十曲峠という日野町板井原集落から少し奥に位置する『板井原神社』が今回の目的地。入手した情報によれば、本殿の彫刻が立派なのだそうです。
実りの秋を迎え、刈り取りを待つばかりの稲穂の揺れる黄金色の風景を眺めていたら思わず通り過ぎてしまいそうになりましたが、ありました!
本殿に向かう途中の階段で狛犬を発見。本殿が目的のはずが、やっぱり気になります。
製作年代は不明でかなり風化が進んでいて、鼻の形がかろうじて分かる程度となっています。
更に奥に進もうとすると、階段の途中に突然一本の竹が現れました!
根元はどうなっているのでしょう?
ちゃんとその場所から生えています。かなり大きく成長していますが、表面はつやつやしているので若い木のようです。
階段を上った先にも狛犬を発見。
更に拝殿前にも狛犬発見。こちらは平成11年製作の新しいものでした。
3組の狛犬との対面を果たし、十分満足した状態で本殿に到着。
ですが、今回の訪問はここからが本番。
早速、彫刻を拝見します。
真ん中に日野町のシンボル、オシドリの姿。
木鼻もゴージャス。隣には龍も見えます。
カニ・魚から想像上の動物まで、様々な動物に出会える『板井原神社』に足を運んでみてください。
日野振興局 2014/10/03