沿岸もの市場日記

2014年10月21日

2014年10月20日 賀露

賀露のイカ釣漁師さんがスルメイカを餌でマダイを大量に釣っていました。
ちなみに若い漁師さんですが、この日の水揚げが過去最高記録で、35尾も釣っていました。活魚で3尾、残りは統べて神経締め処理されており、更にスルメイカを餌にソデイカ(赤いか)まで釣っていました。
スルメイカを餌にして釣られたマダイ 神経締めマダイ
写真のソデイカは白いですが、すごく鮮度が良い状態です。
セリ時には、隣のソデイカの写真と同様に真っ赤に発色しているはずです。
ソデイカ(赤いか) 賀露の水揚げ状況

本日の主な漁法ごとの主な魚種は以下のとおりです。
樽流し:ソデイカ
カゴ網:ウマヅラハギ
刺網:ヒラメ、マダイ、チカメキントキダイ、マゴチ等
釣:キジハタ、マハタ、アオハタ等のハタ類、マアジ、ハマチ等
イカ釣:スルメイカ、ブドウイカ(箱にならない尾数)、マダイ、ソデイカ
小型底びき網:クロウシノシタ、ヒラメ、キダイ、ウマヅラハギ等
ウマヅラハギ(ちゅーかー) ヒラメ
チカメキントキダイ マゴチ

今日はこの時期あまり揚がらない魚が高級魚主体に多かったので以下で画像を載せます(名前は画像の上にカーソルを動かしてください)。
ちなみにアマダイは2尾で、トラフグ(たぶん2kgぐらい)1尾で1万円でした。値段でおまけと言えば、クロウシノシタの値段が良いです。今日は1.1万円/箱で、先日は2万円/箱もしたらしいです。
アカアマダイ セリの模様
トラフグ クエ
シロザケ コブダイ
【おまけ1】水中撮影
キジハタ イズカサゴ
【おまけ2】各地の定置網でサゴシ(サワラの未成魚)が大量に入っています。画像は淀江の小型定置網で、10月20日に水揚げは2トン程度でした(大きさは尾叉長で45~50cm程度)。
定置網で入網したサゴシ

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