日野郡の狛犬を探して、この日は江府町の熊野神社を訪れました。
入口では、真新しい一組の狛犬が出迎えてくれました。
26年7月に奉献された狛犬ですが、素晴らしいのはちゃんと出雲式の特徴を備えていること!
平成に入ってからの狛犬は岡崎型が多いのですが、こんなに新しい出雲式狛犬は初めて見ました。
阿形の方はちょっと舌を出したお茶目な表情をしていました。しかも口の中には玉まであるんですよ。
そしてこちらの神社、階段を進んだ先には県指定の天然記念物の社叢があります。
いちょうはまだ色づき始めたところでしたが、秋晴れのこの日、緑と黄色そして空の青のコントラストが綺麗でした。(11月11日撮影)
本殿の周囲の紅葉はかなり進んでいて、神社の雰囲気と相まって初冬の空気を感じることができました。
そして、丸い台座に座った狛犬が。個人的にはこの'丸い台座’というのが気に入っています。
その顔には長い間この地域を見守ってきた威厳が感じられます。
その地域の狛犬の特徴はしっぽ一番に現れるそうですが、こちらの狛犬のしっぽはこんな感じ。一番下のもっさりした飾り毛がたまりませんね。
横から見ると・・・
見事な巻き毛!
日野郡の狛犬たちに会いに、みなさんも神社に足を運んでみてください。
日野振興局 2014/11/14