明けましておめでとうございます!
今年も『日野ごよみ』をご愛読よろしくお願いします!!
金色の小さき鳥の形して
銀杏散るなり 夕日の岡に (与謝野晶子)
銀杏の黄葉期は他の多くの落葉樹に比べて遅いのですが、今年も日野郡内でいち早く黄葉の話題を届けてくれたのが、この見事な銀杏の巨木です。
日南町三栄地区。国道沿いの旧日野上小学校の校庭に、地域のシンボルのようにして堂々と立っています。
校庭は、まるで黄金のじゅうたんを敷きつめたようです。
ここから、国道を江府町方面へと下っていきます。
日野町の黒坂に入ると、泉龍寺の本堂脇に立つ銀杏が目につきます。
足元に目を落とせば、こにも自然が創り出す芸術が・・・
本堂裏にはお地蔵さま。左に遠く見える2本は、藤森神社の銀杏です。
さらに国道を下っていくと・・・
安原入口バス停(日野町)の待合所脇に立つ、これも見事な巨木。
アマチュアカメラマンの格好の素材になっています。
そして、さらに国道を下ると、江府町の江尾から日野川の対岸沿いに見えてくるのが、この銀杏並木です。数十本の銀杏が、毎年、晩秋の黄昏を飾ってくれています。
銀杏には他の木にはない、何か特別なものを感じます。記念樹として植えられ、神社の神木として崇められたりしているのは、人々が銀杏にそうした特別なものを感じるからなのでしょう。
日野郡には、まだまだたくさんの銀杏の木があります。日野の秋を美しく彩ってくれる銀杏、来秋も楽しみです。
次回からは冬編です。
By 地域づくりサポーター 梅林敏彦
日野振興局 2015/01/05