木造建築科が、授業で学んだ知識を深めるために伝統的建築物の見学を行いました。岡山県津山市内の「城東伝統的建築物保存地区」と「津山城周辺」に出かけました。
建築を学ぶ訓練生達は、実物を目の当たりにし、古き良き建物のつくりなどに刺激を受け、大工としての意識と意欲がさらに高まったようです。
それでは、現地の風景を紹介します。
初めに、「城東伝統的建築物保存地区」の町並みです。様々な形をした卯建(うだつ)が特徴的です。2枚目の画像がうだつ部分です。
(城東伝統的建築物保存地区の町並み画像.JPG)
飛び出している壁が、卯建(うだつ)です。「うだつが上がらない」の語源のひとつと考えられています。
(うだつの画像.JPG)
見学中の訓練生達です。江戸から昭和にかけて建てられた貴重な建物が並んでいます。絵になっています。
(見学中の城東伝統的建築物保存地区の町並み画像.JPG)
このお店は、その昔、京都で大工をされていた方が経営しておられます。大工について、いろいろな話を聞かせていただきました。
(元大工さんのお店の画像.JPG)
続いて、「作州城東屋敷」です。ここは、「男はつらいよ」のロケが行われたそうです。刀を収納するたんすなどもあります。
(作州城東屋敷内の画像.JPG)
最後に、2005年に復元された「津山城備中櫓」です。
(津山城備中櫓の外観の画像.JPG)
備中櫓二階にある「御上段(おんじょうだん)」です。お城というよりは、武家屋敷のような造りです。
(津山城備中櫓二階の画像.JPG)
見学の終わりに、津山城入り口で記念写真をパチリ。好天に恵まれたすばらしい1日でした。う~ん、充実。
(津山城入り口での記念写真の画像.JPG)
実際に見て触れることがとても大切だということを再認識しました。他の訓練コースでも関連した場所やイベントに出かけています。