温かいを通り越して、外は暑いです…。大山の雪もずいぶん溶けました。日野郡の桜はこれから見頃を迎えます。
さて今回は、タンポポを紹介します!
寒い冬を我慢して、まっていました!と言わんばかりに、現在タンポポが花盛りを迎えています。
このタンポポという名前、つぼみが鼓に似ていることから、その音色が名前の由来になったのだとか。おもしろいですね。
タンポポは、人の活動を通して外国から持ち込まれたタンポポ(西洋タンポポ)と日本に元々いるタンポポ(在来タンポポ)があるのを知っていますか?
タンポポの花の裏側を見ると、緑色をした総苞(そうほう)の外片があります。
ここが反り返っていたら西洋タンポポ、上向きになっていれば在来タンポポです。在来は、花の色が白いものもあります。
現在では、西洋タンポポが生息範囲を広げ、在来タンポポは細々と生きている状況です。
写真を撮影した場所でも、ほとんどが西洋タンポポでした。
私達の身近なタンポポ。見つけたら、ぜひ花の裏側を見てみてください。
そして、長い年月をかけて命を繋いできた日本の生き物が消えつつある現状を考えてみましょう。
日野振興センター 2015/04/02