ヒゲのような毛虫のシロヒトリが、道路を横断する季節がやってきました。
きれいな白いガになるシロヒトリ。もし「みにくいアヒルの子」の作者が存在を知っていたら、主人公は鳥じゃなくて虫になっていたかもしれませんね。
さて今回は、鏡ヶ成の湿原保全作業の様子を紹介します!
5月16日(土)、鏡ヶ成(江府町)で自然保護関係者とボランティアで、草刈りとその片づけを行いました。
大山隠岐国立公園内にある鏡ヶ成は、一箇所に草原と湿原が存在している大変めずらしい場所です。
しかし、問題が…。近年湿原の草原化が進行しているのです。
それを食い止めよう!ということで、毎年春と秋にみんなで作業を行っています。
霧で真っ白!先が見えない(汗)
天気のいい日に事前作業をしていてよかった~。この日はひたすら刈った草木を湿原の外に運び出しました。
刈ったものをそのままにしておくと、それが肥料になってしまい逆効果となります。
担架式ブルーシートが大活躍!
作業が行われた後には、湿原性の植物が顔を出して、私達の苦労をねぎらってくれます。
目に見える成果があるは、嬉しいものです。
次の作業は11月です。一般参加可能ですので、興味のある方は一緒に汗を流しましょう!
日野振興センター 2015/05/19