「森林環境保全税」は、県民税に次の額を上乗せするものです
個人
年間500円(県民税均等割の納税義務がある方)
※前年の所得が一定額以下の方(生活保護受給者など)は、課税されません。
法人
資本金に応じ、年間1,000円~40,000円
※均等割額の5%相当額
平成20年4月1日~令和5年(平成35年)3月31日
とっとり環境の森緊急整備事業(ハード事業)
手入れの遅れたスギ、ヒノキの人工林を、広葉樹との混交林に誘導し早期に公益的機能を回復させることを目的に、下層植生の自然発生を促すため、通常の林業経営で行うよりも伐採率の高い間伐(間伐率30~50%)や早期植生導入のための簡易工作物の整備等を、県が森林所有者に代わり行います。
とっとり県民参加の森づくり推進事業(ソフト事業、平成25年度拡充)
県民の方々に森林づくりへの参加等を促す森林体験企画や、地域の子供達が主体となる森林環境教育活動、貴重な森林を継続して保全・整備する活動等を支援します。
森林の保全・整備(平成20年度に追加、平成24年度拡充)
県民生活を守るために特に重要な役割を果たしている森林の間伐や、間伐を行うための作業道の整備を支援します。
森林の間伐
既存の造林事業を活用し、保安林の場合は森林所有者の負担を2割に、普通林の場合は森林所有者の負担を2.5割に軽減することで、間伐への意欲を喚起し、より一層の間伐を推進します。
保安林間伐を行うための作業道整備
既存の森づくり作業道整備事業等を活用し、森林所有者の負担を2割に軽減することで、効率的な間伐を推進します。
竹林の整備(平成20年度に追加、平成21年度、24年度拡充)
放置された荒廃竹林が増大し、森林の保水能力や土砂崩壊防止機能の低下、周辺森林の駆逐など、生活面や環境面に悪影響を及ぼしているため、竹林の整備を支援します。
森林景観対策事業(平成21年度に追加)
枯れ松等により景観が著しく低下している森林において、枯死木の伐採等により、森林の機能維持・景観向上を図ります。
モザイク林の造成(平成22年度に追加)
伐期を迎えた人工林が増加しており、今後、森林の公益的機能の低下を抑えつつ、多様な林齢や林相の森林をモザイク状に配置することを支援します。
既存の造林事業を活用し、森林所有者の負担を2割に軽減することで、モザイク林造成を推進します。
鳥取県森林環境保全税関連事業評価委員会
森林環境保全税の使いみちの透明性をはかるため、県民の方々による「鳥取県森林環境保全税関連事業評価委員会」を組織し、事業の審査・選定・検証・見直し等を行いました。
鳥取県森林環境保全基金
森林環境保全税の税収は、一般財源から基金に積み立て、使いみちが明らかとなるようにしています。
県内のアニメ制作会社「米子ガイナックス」に依頼し、PRアニメを制作しました。
宇宙旅行ガイド社の惑星調査隊「チーム・アルケロン」が地球を探索し、 森林環境保全税がどのように使われているかレポートする内容になっています。
※アルケロンレポートとは、米子ガイナックスが手がけるアニメ動画で、面白くてお手頃なアニメをコンセプトとしています。