【概要】
県内には1236箇所ものため池が存在し、農業用水としてはもとより、洪水防止、水源かん養、さまざまな生物の生育場所、更には防火用水の水源等の多面的な役割を担う地域の大切な施設であります。
しかし、反面、ため池は決壊に及ぶと水が一気に流出し、下流の農地や公共施設、住宅等に被害が及び、場合によっては私たちの命にも危険が及ぶ可能性も持ち合わせています。
また、ため池がいつまでも良好な状態を保てるよう、日頃から点検や維持管理が行われることが必要ですが、離農や兼業農家の増加等の状況から、必ずしも満足に行われていないのが実情です。
更には、緊急時の防災活動においても、緊急情報をどこに発信すればよいのか、あるいはどこに相談すればよいのかなど、関係者に周知されていない状況であります。
このため、地域の大切な財産であるため池の点検・管理を適切に行い、次の世代に良好な形で引き継がれるよう、「ため池管理マニュアル」をご活用ください。
ため池管理マニュアル(PDFファイル 805KB)
地域整備課では、平成17年度より、西部管内のため池防災点検を実施し、ため池の状況把握を行っています。
点検の詳しい内容や結果については、下記リンクをご覧ください。
【リンク】
ため池点検(農地・水保全課ページ)