夜間・休日に受診希望される皆様へ
鳥取県立厚生病院長
当院救急外来では24時間体制で入院治療が必要な患者を対象とする二次救急医療を原則として行っております。
このため、一般の外来診療とは診療内容が異なりますので次の事項についてご理解とご協力をお願いします。
なお、小児については、一次救急医療及び二次救急医療を行っています。
一次救急医療 |
入院を必要としない救急医療 |
二次救急医療 |
入院を必要とする救急医療 |
1.診療
平日の一般外来と同じ処置・検査を行うわけではなく、基本的に緊急対応・応急処置になりますので、ご希望される処置・検査ができない場合があります。
緊急性のない病気やケガで、通常の診察を希望される場合は、平日受付時間内の一般外来の受診をお勧めします。
2.診察の順番・待ち時間
重症患者さんを優先して診察します。その場合、診察の順番が変更されます。
また、救急車で搬送された患者さんの診察には時間がかかりますので、待ち時間が大変長くなることがあります。
3.担当医
内科系、外科系問わず1名の当直医が当番体制の下、緊急の診療を行います。
小児科の診療は、原則として平日は午後10時まで、土曜日は午後1時~午後10時まで、日曜・休日は午前10時~午後10時まで行います。
「○○科の医師に診て欲しい」と、診療科を指定されてもご要望にはお応え出来ません。
4.お薬の処方
1日分あるいは次回一般外来診療日までの臨時処方として必要日数分を処方します。
5.診断書
救急外来受診当日には診断書は原則として発行できません。(診断書作成目的での診察要望はお断りさせて頂きます)
診断書が必要な場合は、後日、外来診療受付時間内に該当する診療科を受診のうえ依頼してください。
(当日の外来状況によっては、受診当日に発行できない場合もあります。)
遠方で再度当院を受診できない方の場合は、診察時に医師に紹介状の作成を依頼してください。
6.後日受診
救急外来では、命に関わる部位および疼痛部位を重点に診察します。
例えば、交通事故や転落・転倒などによる外傷に関して、後日、診察時とは違う部位に痛みが発症したり、診察時のエックス線撮影では確定できなかった骨折が、時間の経過とともにはっきりと写ることがあります。
ついては、後日必ず通常の外来診察時間帯に該当する診療科で専門医の診察を受けてください。