受賞された活動は次の4つです。
4つの活動について詳しく紹介する事例集を作成しました。
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活動の名称 |
”もったいない”に気付く食育 |
団体名 |
認定こども園 かいけ心正こども園 |
毎日の残飯量をイラストで見える化し、子どもたちが食べ物に感謝の気持ちを持ち、「もったいない」と
思える環境づくりに取り組んでいる。園で出た残飯を残飯処理機「エコデリーター」を使用して液肥に作り替え、
それを子どもたちの栽培活動に役立てている。
育てる、食べるという視点に加え、「残さない・残ったものを再利用する」という視点を取り入れて食育活動
に取り組んでいる。
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活動の名称 |
乳幼児期から始まる生きる力の根っこ育て |
団体名 |
認定こども園 倉吉幼稚園 |
「乳幼児期から始まる生きる力の根っこ育て」を教育保育のテーマとし、「丈夫な身体をつくる」等4つの柱を
掲げ子どもたちの育ちと向き合っている。
丈夫な身体をつくるための1つとして「下あご形成」に着目し、子どもたちの噛む力をつけるために、食材を
大きめにカットしたり、根菜類やするめなどの硬い食材を加えることを意識し、給食を提供している。
給食を作っている調理師が直接子どもたちの食べる様子を見て回り、言葉を交わす中で、「心を込めて作って
もらっていることへの感謝」や「食べることへの感謝」を子どもたちが感じられるよう取り組んでいる。
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活動の名称 |
こも豆腐作りの継承 |
団体名 |
北谷地区食生活改善推進員連絡協議会 |
「こも豆腐」は100年以上前から倉吉市北谷地区に伝わる郷土料理で、豆腐の中に人参とごぼうを入れ、わらで
巻いて作る。この「こも豆腐」を、北谷地区食生活改善推進員が地元の北谷小学校と連携し、3年生の「総合的な
学習の時間」の学習で子どもたちへ伝承している。
子どもたちが栽培・収穫した大豆で豆腐作りに挑戦し、その豆腐を使ってこも豆腐を作るという、年間を通した
食育活動であり、子どもだけに留まらず、その保護者へも地元の郷土料理を継承する取組を行っている。
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活動の名称 |
白ねぎ料理の開発、食育・試食宣伝活動、料理講習、産地交流、マスメディア出演 |
団体名 |
鳥取西部農業協同組合 白ねぎ料理研究会 |
白ねぎのおいしさや農業の素晴らしさを知ってもらうため、白ねぎを使った簡単かつ時短で誰でも調理できる
メニューの開発を行い、小学校等での料理講習やマスメディアへの出演により開発したメニューを広くPRして
いる。
白ねぎ農家も会員として活動しており、白ねぎ農家ならではの知識を活用したメニューの開発を行ったり、
自らの農業体験を踏まえ農業の素晴らしさを伝えたりしている。
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応募のあった活動
●「高齢者ふれあい食事サービス お手紙ボランティア」(高齢者ふれあい食事サービス お手紙ボランティア)
月2回の配食弁当に、季節や最近の話題を取り入れた手書きのお手紙を添える活動をしている。配食サービス
利用対象者にはひとり暮らしの高齢者も多く、共食の場が少ない時も、弁当を食べながら手紙を読んでもらうことで、
手紙の向こうの書き手と共食する機会となっている。
●「畑の学校 アピオス学園で遊ぼう」(アピオス広め隊)
「アピオス」の認知度向上と消費啓発に併せて、栽培面積を増やし鳥取の特産品にすることを目標に、休耕田を
活用した植え付け・収穫体験や料理教室等のイベントを行っている。
県では、県内の食育の推進を奨励するため、積極的に実践され、キラリと光る食育活動を、年1回表彰しています。
表彰の対象などについてはこちらをご覧ください。>> 表彰要綱(pdf:70KB)