○ダニの活動が盛んな春から秋(4月から11月頃)にかけては、特にダニの感染症に注意が必要です。
○2020年6月8日、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の症例が鳥取県内で初めて確認されました。
その他ダニによる感染症である日本紅斑熱やつつが虫病が毎年発生しています。
○野山や田畑で活動される際は、ダニに咬まれないように注意することが必要です。
ダニに咬まれないことが重要です。
野山や田畑に入るときはダニに咬まれないよう、次のことに注意しましょう。
○長袖、長ズボン、手袋などを着用し肌の露出をしないようにしましょう。 ○地面には直接寝転んだり、座ったりせず、敷物を敷きましょう。 ○野山に行った後や畑作業をした後は、すぐに体を洗い、咬まれた痕がないか確認し、着替えましょう。 ○ペットをつれて野山に行った後は、ペットにダニが付着していないかを確認しましょう。 また、ダニに咬まれた動物からの感染も報告されていることから、体調不良等の動物を触る場合には、
次のことに注意しましょう。
○動物との過剰な触れ合い(口移しでエサを与える、動物を布団に入れて寝るなど)は避けましょう。
○動物に触った後は、必ず手洗いをしましょう。
○動物のマダニを適切に駆除しましょう(駆除剤等の使用)。
○動物の健康状態の変化に注意し、体調不良の際は早めに医療機関を受診しましょう。
○体調不良の動物等を取り扱う際には、手袋や防護衣を着用しましょう。
○野生動物との接触は避けましょう。 鳥取県パンフレット「ダニによる感染症に注意しましょう!」(PDF:764kb) 国立感染症研究所パンフレット「マダニ対策、今できること」(国立感染症研究所昆虫医科学部HP)
2013年1月、国内で初めて重症熱性血小板減少症候群(SFTS)ウイルス感染による患者が発生し、その後、毎年60名前後の患者が報告されています。
SFTSウイルスを保有するマダニに刺されることで感染します。 潜伏期間は6~14日で、発熱、消火器症状(食欲低下、嘔気、嘔吐、下痢等)の症状が出現し、神経症状や呼吸不全、出血症状で死に至ることがあります。 今般、体調不良(発熱・衰弱等)が見られた飼育ネコ及び飼育イヌの血液や糞便からSFTSウイルスが検出された事例、 また、体調不良のネコに咬まれたヒトがSFTSを発症し死亡した事例が確認されました。 ⇒詳しくは、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)についてのページをご覧ください。
つつが虫病は、つつが虫病リケッチア(Orientia tsutsugamushi)による感染症です。 毎年、県内でも発生が見られています。
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