ところで、うつ病とはどのような状態なのでしょうか?
人の脳には、数100億の脳細胞があり、お互いの細胞は、ドパミン、アドレナリンなどの神経伝達物質で情報を伝達しあっています。
うつ状態になると、この神経伝達物質の数が少なくなり、情報の伝達が遅くなるため、思考力や集中力が落ちてきます。
うつ病は”脳のエネルギー切れ”の状態です。気力のなさや考えすぎ、なまけではありません。
このような症状が2週間以上続く場合はうつ病かもしれません
- ものごとを、悪い方にばかり考える
- 好きだったことにもやる気が起きない
- 体調が悪くて、毎日がつらい
- ぐっすりと眠れない日がつづく
- おいしく食べられない
うつ病は治療によってよくなる病気です
うつ病は一生のうちに6~7人に一人がかかると言われており、決して特別な病気ではありません。しかし、身体の病気と違って、本人もまわりも病気であることに気づかないことがあります。
うつ病に早く気づきかかりつけ医や精神科・神経科・診療内科など専門の医療機関、こころの相談窓口にはやめに相談しましょう。
相談窓口
>>相談窓口
睡眠キャンペーンは、睡眠の大切さを多くの人に知ってもらうとともに、うつ病の人の多くの人が不眠を認めていることから、早期にうつ病に気づくことを目的としています。
「眠れてますか?」睡眠キャンペーン
鳥取県出身のプロレスラーブラックバファロー(大阪プロレス)さんをモデルに啓発に取り組んでいます。
病気と向き合い、練習に打ち込み、また大好きなプロレスのリングに戻ることができた。
こころの病は誰にでも起こる可能性がある。
誰かに話すこと。それで僕は救われた。 (ブラックバファロー) |