二級河川橋津川水系の上流に位置する東郷池周辺は、はわい温泉と東郷温泉の2つの温泉地を有する鳥取県内屈指の観光地であり、流域のほとんどが県立自然公園に指定された自然・景観に恵まれた地域です。
一方、過去から幾度もの水害に悩まされてきた地域でもあり、昭和62年10月の台風19号では床上浸水192戸、床下浸水304戸、浸水面積約330haの既往最大規模の洪水が発生しました。
このため、県では橋津川の改修、潮止め水門改修、東郷ダムの建設等により橋津川流域の治水対策を実施してきており、現在は東郷池周辺の浸水被害軽減のための対策を行っています。