2015/01/06
私の仕事はアジ・サバ・イワシといった回遊性の魚が、どのくらい鳥取の沖合にいるかについて、試験船を使ったり市場に出向いて調べ、持続的に漁獲できるように管理する方法を研究することです。
2015/01/06
試験船に7年間乗船して調査してきたことが今とても役立っています。
7年間で、調査をスムーズに行うにはどういう計画を立てればよいか、よいデータを得るには船上でどう動いたらいいか体で覚えてきました。
また、漁業者の方々と情報を交換する時にも、やはり自分が海に出ていないと本当に役立つ情報を伝えることができないと思います。
2015/01/06
県民、特に漁業関係者に対して私達が調査や研究した結果を利活用してもらうために、成果を早く、広く、わかりやすく、そして面白く説明することを心がけています。
2015/01/06
水産試験場の仕事は、海洋環境や水産資源の状況を調べるために、試験船を使って海や魚という自然を相手にします。
毎月行っている海洋観測では、3日間昼夜を問わず1時間おきに観測調査をします。
また、船上では一人の勝手な行動は時に重大な事故を引き起こしてしまいますから、何よりもチームワークが大切です。
そのためには精神的にも肉体的にも強くなければなりません。
こうしてみんなで苦労して得たデータを解析することによって、自然現象の一端を明らかにすることができた時には、この上ない喜びを感じることができます。