最近のゲーム機や音楽プレーヤーは、Wi-Fi通信を使ってインターネットに接続することが可能な製品が多くなっています。
青少年が安全に安心してインターネットを利用するためには、保護者自らがインターネットに関する知識や技術等の習得に努めることが大切です。
青少年の年齢及びインターネットを適切に活用する能力に応じ、ペアレンタルコントロールを適切に行いましょう。
- インターネットを利用できる時間及び場所を制限し、インターネットの利用状況を把握すること。
- 保護者が同意した機能に限り、インターネットを利用できるようにすること。
- 青少年有害情報フィルタリングソフトウェアを利用して、有害情報の閲覧や視聴を防止すること。
- そのほか、青少年のインターネットの利用を制御することができる措置。
- 保護者の目の届かない場所(コンビニや公共施設など)での無線LAN回線の利用
- 歩きスマホやながら操作(大怪我をしたり怪我をおわせたりする事故に繋がります。)
- 保護者のスマートフォンを使って、保護者のクレジットカードでオンラインゲームのアイテムを購入。(少額でないアイテムもあり高額請求される場合があります。)
1 電話回線のフィルタリング(スマートフォン、携帯電話など)
電話回線(3G、4G、LTE)からのインターネット接続に対するフィルタリングが購入時に設定されているか確認してください。
※フィルタリング・・・違法・有害情報(犯罪、アダルト、薬物販売などのサイト)の閲覧を防ぐサービス
※フィルタリングの設定や安易な解除の禁止が、法律や条例で定められています。
2 Wi-Fi回線のフィルタリング(ゲーム機、音楽プレーヤー、スマートフォンなど)
ゲーム機、音楽プレ-ヤー、スマートフォンは、無線LAN回線(Wi-Fiなど)からインターネットに接続することができます。その場合は1のフィルタリングが適用されない場合があります。必ず無線LAN回線(Wi-Fiなど)に有効なフィルタリングが必要です。
3 アプリケーションへの対策(ゲーム機、スマートフォン、
タブレット端末など)
ゲーム機、スマートフォン、タブレット端末などは、様々なアプリケーション(アプリ)をダウンロードすることができます。有害なアプリや青少年にふさわしくないアプリのダウンロードを防いだり、起動制限するアプリ用の対策が必要です。
4 ウイルス対策ソフト(ゲーム機、音楽プレーヤー、スマートフォンなど)
ゲーム機、音楽プレーヤー、スマートフォンは、パソコン同様コンピューターウイルスに感染する危険性があります。最新のウイルス対策ソフトの導入が必要です。
危険なサイトに行かないようにする「フィルタリング」
- 個人情報を盗むなりすましサイト
- 架空請求などを目的とするサイト
- 犯罪やトラブルを誘発する交流サイト
- ウイルスファイルをまき散らすサイト
- 健全な運営状態にあるサイト
- 許可リストにあるサイト
- その他、安心な一般サイト
危険なものの侵入を防ぐ「ウイルス対策」
- ウイルスなどの不正プログラム(不正アプリを含む)
- ウイルスなどが仕込まれたメール
- アドレス帳など、個人情報へのアクセス
- 一般的なメールやメルマガ
- 友人や知人からのメッセージ
- 信頼できるアプリなど
ゲーム機や音楽プレーヤーは、通話機能がないスマートフォン。
子どもたちは保護者が知らないうちに、インターネットの世界へ入り込んでいます。
ゲーム機にはペアレンタルコントロール機能があり、次の内容について使用制限を設定することができます。
- ゲームソフトの使用制限(年齢制限)
- インターネットの閲覧制限
- クレジットカードの利用制限
- コミュニケーション制限(見知らぬ人との出会いを防ぐ)
等が可能です。
青少年にとって、携帯電話やスマートフォンは、インターネットを利用する上で便利なものです。加えて最近では、携帯ゲーム機や携帯音楽プレーヤーでもインターネット接続が可能となっています。インターネットは、大変便利なものですが利用の仕方によっては、危険性があります。
個人情報の流出
ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)やブログなどに個人情報を載せると悪用される可能性があります。写真など一度インターネットに流れた情報は拡散し取りもどすことは不可能です。
ワンクリック詐欺
有害サイトから架空請求や詐欺に巻き込まれることがあります。
相手にメールや電話で連絡をとることは危険です。支払う必要はないので無視しましょう。
ケータイ・スマホ依存
ひどい場合には昼夜逆転して、健康を害したり、学校に行けないこともあります。このような状態は「ケータイ・スマホ依存症」や「ケータイ・スマホ中毒」です。ケータイ・スマホに振り回されてしまっては、自分の大切な時間がもったいないですよ。
中傷・悪口
SNSやブログへの何気ない書き込みが人を傷つけたり、乱闘などの事件につながることがあります。
誰が書いたかわからないだろう、実は書いた人は特定できるんです。
なりすましによる被害
インターネットでのやりとりは顔が見えません。性的な目的で、子どもや同年代の女子(男子)になりすまして近づく大人がいます。
ゲーム機からでも性犯罪被害に遭うおそれがあります。
動画・画像の投稿
面白半分や何気ない動画・画像の投稿が、色々な人に迷惑をかけたり、騒動に発展することがあります。
どんな影響があるか投稿する前に考えましょう。
メールでのトラブル
メールは短い文章が多いため、誤解を生じやすく、友達関係がこわれたり、いじめに発展するケースもあります。
メールに頼らず、直接会って話をしましょう。