1、平成27年度6月補正予算は、いわゆる骨格予算として編成した当初予算に、政策判断を要する新規事業などを肉付けする予算として編成する基本方針のもと、人口最少県である本県が地方創生を先導し、鳥取の元気を創り、鳥取の誇りを確立するための予算を積極的に盛り込むこととした。
2、具体的には、「鳥取元気プロジェクト チャレンジ70」を推進するための施策として、「人を元気に」「産業を元気に」「まちを元気に」「改革と絆で元気に」の4つの項目に沿って、部局横断で重点的に取り組むための推進本部を立ち上げ、市町村、関係団体、当事者の方々など現場の御意見を十分に伺いながら施策内容を練り上げた上で、予算編成を行った。
3、公共事業については、国全体の事業費が前年度同水準となる中、効率的な物流ネットワークを整備し、競争力を強化する観点から、本県関連の直轄事業が大きく事業費を伸ばすとともに、一般公共についても地域高規格道路網の整備や事前防災・減災対策を中心に所要額が確保された結果、前年度当初予算対比7.7%増となった。
4、以上の結果、補正予算の総額は195億円余となり、肉付け予算としては過去最大規模となった。