防災・危機管理情報


鳥取県関西本部と公益社団法人関西経済連合会は、2月25日(木)に中之島センタービルで、
共催セミナーを開催しました。
テーマは、『”とっとり”発「魚をおいしく食べる」・「魚で健康になる」最新技術
セミナー』で、鳥取県の地域資源である魚を中心とした水産資源を有効に活用する
最新技術を紹介しました。
講師には、地方独立行政法人鳥取県産業技術センター食品開発研究所長 小谷幸敏氏と
国立大学法人鳥取大学産学・地域連携推進機構 准教授 清水克彦 氏をお招きしました。
小谷所長は、「おいしさを指標とした新たな冷解凍熟成新鮮魚の開発」ということで、
魚の特性の応じた冷解凍技術によるおいしい熟成鮮魚の開発技術を紹介しました。
また、清水准教授は、魚のえらなどに含まれる軟骨の食用やコラーゲン、コンド
ロイチンなどの医薬品・健康補助食品原料などの利用を進めるための技術開発に
ついて紹介しました。
会場には、約50名の参加者があり、新しいビジネスへの可能性などを考えながら、
熱心に聴講されていました。
このセミナーに関連して、3月9日には現地である鳥取県境港市への視察も計画されています。
セミナーの様子1枚目セミナーの様子2枚目
会場の様子セミナーの様子3枚目
セミナーの様子4枚目セミナーの様子5枚目
※鳥取県と(公社)関西経済連合会(鳥取サポーターチーム)は、関西経済界と
 鳥取県による幅広い連携をめざし、セミナー・視察会の開催などに連携して
 取り組んでいます。
  

内容

講演「おいしさを指標にした新たな冷解凍熟成新鮮魚の開発」

講師:地方独立行政法人鳥取県産業技術センター食品開発研究所 所長  小谷  幸敏  氏
 国内有数の水産物の水揚げ港である境港に立地し、水産資源を活用した最新技術を
開発。今回、「魚は鮮度が良いものほどおいしい」という常識を覆す、「冷解凍熟成」
という新しい概念で、魚の特性に応じてよりおいしく熟成させることのできる冷凍と
その解凍法を開発するなど魚を新たな高付加価値品とする研究を紹介します。

講演「魚のえら軟骨から食材や医薬・健康成分を取り出す安価で安全な方法の開発」

講師:国立大学法人鳥取大学産学・地域連携推進機構 准教授 清水 克彦 氏
 地域資源を活かし、農業、工業、介護・健康、情報など幅広い分野で新しい研究や
技術開発を実施。産官学の連携を図り、新商品を開発するなどの実績を残している。
今回、水産物のブランド化や低利用資源の活用、特に魚のえらに含まれる軟骨から
食材やコラーゲン、コンドロイチンなどの医薬品・健康補助食品原料などを安価で
安全に抽出する方法の技術開発を紹介します。

その他

鳥取県産業技術センターおよび鳥取大学産学・地域連携推進機構によるご紹介
       (センター・大学内における試験・分析機器のご活用など)
 ※3月9日(木)に鳥取県産業技術センター食品開発研究所などへの現地視察会を
  開催します(後日、ご案内予定)。
県内視察についてはこちらをご覧ください。

主催

お問い合わせ

鳥取県関西本部 企業立地・移住促進チーム 上野
    電話:06-6341-1977  
ファクシミリ:06-6341-3972
  

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