平成28年2月4日(木)倉吉市立西郷小学校でキッズフラワー体験教室を開催し、6年生42名が参加しました。講師は北栄町の「花工房あげたけ」福井歌奈子(ふくいかなこ)さんと倉吉市の「花はあんどう」安藤充勉(あんどうみつやす)さん、その他にアシスタントとして3名の方がお越しくださいました。
最初に講師の福井さん、安藤さんから、クイズを交えて、今回使用する花材についての楽しい説明がありました。そして今回は、「家族への感謝の気持ちを込めて、バレンタインデーにぴったりな贈り物」をテーマにアレンジを作成しました。
<今回の花材など>
サンゴ水木(県産)
ヒムロ杉(県産)
カーネーション
スイートピー
チューリップ
チョコレート(美味しそう)
作業の手順は、前回行われた北条小学校とほぼ同様で、サンゴ水木を真ん中に、チューリップやスイートピーをその周辺に挿し、アレンジのだいたいの高さと大きさを決めました。次にヒムロ杉で全体の調和をとり、カーネーションでアクセント(可憐さ)をつけました。最後にとっても美味しそうな“チョコレート”で遊び心を添えて、「可愛らしく、美味しそうなアレンジ」を完成させました。中には独自の視点で斬新なアレンジをする児童もいて、その発想の豊かさに講師も「びっくり!」、驚かされました。
体験をした児童の皆さんからは、「きちんとつくれるか心配だったけど、できて良かった」、「色合いを考えるときに、アシスタントの先生が助けてくれてうれしかった」、「今回の体験をとおして、花に親しみが持てた。また、これからも関わりたいと思った」などの声を聞くことができました。
また、講師の安藤さんからは、「花は生きています。心を込めて水やりなどをすると、命ある花はきちんと応えてくれるから、優しい気持ちで育てて欲しい」と児童の皆さんへメッセージが贈られました。メッセージを聞いている際の児童の皆さんの“真っ直ぐな眼差し“がとても印象的でした。
完成した作品は、家に持ち帰り、感謝の気持ちを込めてご家族に贈られました。
その日は、普段以上に、会話もはずんだのではないでしょうか!!