県西部地域において、県内初となる具体的な路線再編をまとめた地域公共交通再編実施計画認定に基づく再編路線が平成30年10月1日から運行開始しました。
1 米子市・日吉津村循環線の運行開始について
(1)路線再編の内容
ア 住民アンケートで最もニーズが高かった商業施設や医療施設をつなぐ循環線(右回り4便・左回り4便)を設定し、通院や買い物等の利便性を向上させた。
イ 西部地域の広域バス路線は米子駅を起終点としているので、「下市線」、「本宮・大山線」、「福万線」の一部を循環線と接続させ、米子駅を経由しなくても商業施設や医療施設に行けるようにし、時間短縮と運賃の節約を図った。
(例:医療センター~イオン日吉津(所要時間:1時間11分→32分(39分短縮)運賃:580円→250円)
<再編イメージ>
<期待されるメリット>
・循環線経路上に多くの病院や商業施設があるため高齢者の通院・買い物がしやすくなる。
・新たにイオン日吉津~伯耆大山間約2kmを結び循環線とすることで日吉津・米子市東部の利便性が高まる。
・枝線(福万線、本宮線、下市線)を循環線に接続させることで沿線住民の移動利便性が高まる。
ダイヤや乗り場の最新情報は、各バス会社ウェブサイトをご覧ください。
日ノ丸自動車株式会社
日本交通株式会社
(2)米子市・日吉津村循環線出発式
ア 日 時 平成30年10月1日(月)午前8時28分頃
イ 場 所 米子駅バスターミナル前
ウ 内 容 バス事業者、自治体職員による循環線バス初便出発の見送り
2 南部町さいはくデマンドバス運行開始等について
(1)路線再編の内容
ア 路線バス(上長田・大木屋線、東長田線)の経路外である南部町の南さいはくエリアの交通空白地について、現行の共助交通(週1回)の維持・存続がドライバー不足等で困難なことから町営デマンド型乗合バスを毎日運行させ、集落内にも乗降ポイント(計59か所)を設置することで交通空白地を解消した。
イ 併せて、米子駅と法勝寺間を結ぶ法勝寺線のダイヤ・便数を適正化し、運行を効率化した。
<再編イメージ>
<期待されるメリット>
・南さいはく地域の交通空白地について、現在の週1回運行のボランティア共助交通から、乗降ポイントをきめ細かく設定した毎日運行の町営デマンド型乗合バスに切り替えることで利便性が向上。
・法勝寺線のダイヤの適正化により、運行の効率化が図られる。
(2)南部町ふれあいバス(南さいはくデマンドバス)出発式
ア 日 時 平成30年10月1日(月) 午後3時50分~午後4時20分
イ 場 所 南部町図書館前
ウ 出席者 陶山南部町長、秦南部町議会議長、福間県議会副議長
井上南さいはく地域振興協議会会長、中山西部総合事務所長 ほか
エ 内 容 出席者あいさつ、テープカット、
ドライバーへ花束贈呈、デマンドバス出発見送り