1.賃金 ―現金給与総額は242,266円―
5月の現金給与総額は、規模5人以上で242,266円となった。その名目賃金指数は92.6で前年に比べ0.8%減(うち規模30人以上では273,525円、その名目賃金指数94.0で前年に比べ0.2%減)となった。またその実質賃金指数は88.4で前年に比べ0.1%減(うち規模30人以上では89.8で前年に比べ0.4%増)となった。
現金給与総額のうち、きまって支給する給与は232,153円となった。その名目賃金指数は104.0で前年に比べ0.3%減(うち規模30人以上では255,729円、その名目賃金指数105.1で前年に比べ0.6%増)であった。また、所定内給与は218,658円、その名目賃金指数は103.9で前年に比べ0.8%減(うち規模30人以上は238,209円、その名目賃金指数105.0で前年に比べ0.3%増)となった。
特別に支払われた給与は10,113円(うち規模30人以上では17,796円)であった。
規模5人以上の現金給与総額を就業形態別にみると、一般労働者は281,247円(うち規模30人以上では312,249円)となり、パートタイム労働者は96,741円(うち規模30人以上では108,748円)となった。
2.労働時間 ―総労働時間は144.6時間―
5月の総労働時間は、規模5人以上で144.6時間となった。その労働時間指数96.0で前年に比べ0.7%減(うち規模30人以上では147.8時間、その労働時間指数96.3で前年に比べ0.8%増)となった。
総労働時間のうち、所定内労働時間は136.2時間となった。その労働時間指数は95.3で前年に比べ0.9%減(うち規模30人以上では138.0時間、労働時間指数95.5で前年に比べ0.3%増)であった。また、所定外労働時間は8.4時間、その労働時間指数は107.7で前年に比べ3.8%増(うち規模30人以上は9.8時間、その労働時間指数は111.4で前年に比べ8.9%増)であった。
規模5人以上の総労働時間を就業形態別にみると、一般労働者は157.3時間(うち規模30人以上では158.4時間)となり、パートタイム労働者は97.0時間(うち規模30人以上では102.3時間)となった。
3.常用雇用 ―労働者数は182,827人-
5月末の常用労働者数は規模5人以上で182,827人となった。その常用雇用指数は109.2で前年に比べ0.3%増(うち規模30人以上では92,359人、常用雇用指数103.2で前年に比べ0.4%減)であった。
また、規模5人以上の常用労働者のパートタイム労働者比率は21.3%と前年に比べ0.1ポイント減(うち規模30人以上では19.1%で前年に比べ0.1ポイント増)となった。