▲鳥取県立美術館ホームページ
古墳時代の土器には、「土師器」と「須恵器」の2種類がある。 「土師器」…弥生土器の流れをくみ、野焼きで焼かれた。茶褐色でやや軟質。 「須恵器」…古墳時代中期(5世紀)以降、朝鮮半島から製作技術が伝わり生産が始まった。窯を使って1,000度以上の高い温度で焼かれ、青灰色で硬質。 須恵器生産開始以降も土師器は使われた。土師器は主に煮炊きや食器などに、須恵器は貯蔵や供膳などに使われ、用途により使い分けられた。
県内各地出土 土師器、須恵器
Copyright(C) 2006~ 鳥取県(Tottori Prefectural Government) All Rights Reserved. 法人番号 7000020310000