羽柴秀吉による鳥取城攻めの紹介と、関連資料の展示
【解説】
室町幕府の力が衰えると、各地の武将たちが勢力を張って争う戦国の世になった。
天下統一を目指す織田信長は、敵対する毛利軍が籠城する鳥取城攻めを部下の羽柴秀吉に命じた。
秀吉は鳥取城を攻め落として因幡地方を平定し、全国統一への道を切り開いていった。
【主な資料】
信長が、配下の亀井茲矩に宛てた手紙。戦功次第で、出雲国を宛がうことを約束したもの。
鳥取城に籠城する毛利方の武将経家が、父に宛てた遺言状。自分が切腹することで、城に残った人々を助けたいと書き送っている。