江戸御留守居日記など、夫人や家臣の江戸での生活に関する展示
【解説】
江戸幕府は、大名の妻子を人質として江戸に住まわせた。
また、参勤交代が制度化され、全国の諸大名や藩士たちが、江戸と国元を行き来した。
鳥取藩の江戸上屋敷は、江戸城に近い八代洲河岸(現在の千代田区丸の内)にあり、幕末期には13,576坪に及ぶ広大な敷地を有した。表門(国重要文化財)が現存する。
【主な資料】
江戸御留守居日記 江戸藩邸に常駐し、幕府や諸大名との交渉に当たった江戸御留守居役の公務日記。江戸御留守居には交渉能力に優れた人材が登用された。