観光客のニーズが、見学型(観光地の訪問が中心の従来型の観光)から体験型に変化する傾向が見られ、田舎暮らしや農業体験等のエコツーリズム、グリーンツーリズムに対する関心が高まっています。
こうした「農山漁村において日本ならではの伝統的な生活体験と農村地域の人々との交流を楽しむ滞在(農山漁村滞在型旅行)」=「農泊」が新しい旅のカタチとして広まっており、特に、その地域ならではの伝統的な文化・生活体験や地域の人々との交流を楽しんだり、地域住民が暮らす民家で、まるで遠くの親戚や友人の家を気軽に訪れたような、ゆったりとしたありのままの田舎暮らしを堪能できる民泊に対する需要が増えてきています。
宿泊者と地域住民の安全・安心及び地域住民により形成されてきた生活環境との調和の確保を前提として、鳥取県ならではの旅の魅力を国内外からのお客様に感じてもらうための民泊が鳥取県が目指すべき民泊です。
民泊サービスの提供者(以下、「ホスト」という。)が宿泊者とコミュニケーションを図ることができる民泊は、おもてなしの心を伝える絶好の機会であるとともに、県全体に広がる多様で魅力ある地域の観光資源にふれていただく機会を提供することにもつながります。
こうしたホストや地域住民との交流や、その土地でしか体験できない伝統・文化・歴史・生活様式等を楽しむことを目的として、主として農山漁村地域で行われる民泊を鳥取県では「交流民泊」と定義し、本県の観光を担う宿泊施設へと育成するためのバックアップ体制を構築するとともに、支援施策を設け、積極的に推進していきます。
このガイドブックは、鳥取県、市町村等が実施する「交流民泊」に対する主な支援施策を皆様へお知らせするためとりまとめたものです。
支援制度の活用について、御検討いただければ幸いです。
【第6版】鳥取県「交流民泊」支援ガイドブック
【とりネット】
「民泊サイト(鳥取県 住宅宿泊事業)」
「観光客の心に響く滞在型地域創造事業」
【相談窓口】
<東部>※H30年4月1日から鳥取市に業務移管
鳥取市市民生活部環境局生活環境課
電話 0857-30-8083 ファクシミリ 0857-20-3918
<中部>
中部総合事務所生活環境局環境・循環推進課環境衛生担当
電話 0858-23-3279 ファクシミリ0858-23-3266
<西部>
西部総合事務所生活環境局環境・循環推進課環境衛生担当
電話 0859-31-9350 ファクシミリ0859-31-9333