平成28年10月21日(金)14時7分、鳥取県中部を中心に震度6弱、1494ガルの揺れを観測する非常に大きな地震が発生しました。
発生当日から県・市町村・他府県・民間の垣根を超えた連携と支援の輪で、平成12年鳥取県西部地震時を上回るスピードで、住宅再建支援などの復旧が進んできました。
あわせて地震や風評被害に負けない姿を、全国へ発信し、元気な鳥取をPRして参りました。
また、このたびの地震では、地域の団体、ボランティア団体、移住者、地域住民同士による支援、助けあいが行われ、鳥取県ならではの人と人、人と地域との絆の強さが発揮されたのも特徴です。
このような取組に加え、多くの皆様からのご支援、ご協力により、復旧・復興に向け着実に進んできました。
今後は、この鳥取県の絆を活かし、地震のマイナスをゼロにするだけでなく、プラスにする「福興」に向け進んでいきます。
地震の概要
- 発生日時:平成28年10月21日(金)14時7分
- 震 源:鳥取県中部(三朝町)
- マグニチュード:6.6 震源の深さ:11km
- 最大震度6弱 倉吉市、湯梨浜町、北栄町
- 瞬間的な揺れの強さを示す加速度 1,494ガル(防災科学技術研究所)
※熊本地震の本震の1,362ガル、阪神大震災の818ガルを上回る
- 人的被害 重傷8人、軽傷17人 ※関連死も含めて死者はゼロ
- 住家被害 約1万5千棟(全壊18、半壊312棟など) ※火災ゼロ