とっとり教育メルマガ-第152号
平成29年10月13日(金)
鳥取県教育委員会 http://www.pref.tottori.lg.jp/kyouiku
●心とからだ いきいきキャンペーン●
~はじめよう!明日につながる生活リズム~
【キャンペーンの6つの柱】
・しっかり朝食を食べよう ・じっくり本を読もう ・外で元気に遊ぼう
・たっぷり寝よう ・長時間テレビを見るのはやめよう ・服装を整えよう
http://www.pref.tottori.lg.jp/ikiiki/
【内容】
1 巻頭コラム 教育委員会委員 坂本 トヨ子
2 県教委メッセージ 船上山少年自然の家
3 イベント情報 船上山少年自然の家
1 巻頭コラム 教育委員会委員 坂本 トヨ子
「私たち闘病女子部で~す」
テレビから聞こえる明るい声と「これはある部活動に熱中する女性たちのお話です」という字幕で始まる番組に見入ってしまいました。
米子市の難病を発症した女性が、SNSで10代から20代の全国100人ほどの病気を抱える仲間と「闘病女子部」というネット上の部活を立ち上げ前向きに生きるドキュメンタリーです。
壮絶な苦悩を味わったと思われる女性が、「病気で出来ないこと、病気だから出来ることを伝える勇気」で、「全国の自宅療養の人たちが、ひきこもりにならず、おしゃれをして出掛けるきっかけをつくりたい」と呼びかけ、中心である東京のオフ会に何人もの病気の女子を集めて本音を語り合うのです。
なかでもメンバーの女子高生何人かは、線維筋痛症という病気を患っており、この病気はとてつもない痛みから、学校へ通うことが出来ず通信制の高校に転校するなど、しばしば「怠け者」とか「不登校」と誤解されやすいという初めて知る内容もありました。
甘えていることを自覚しながらも、家族や学校に特別扱いされるのでなくSNSによる部活で、横のつながりによって「普通で居られる場所」として、それぞれが生き方の巾を広げます。
また、通学時に痛みによって杖を必要とする女子は、「どうせ杖で歩く姿を色々な人に見られるなら、可愛く飾って綺麗な杖を見てもらう、この杖から私たちの病気を理解して欲しい」と装飾した杖をSNSにアップしたところ、福祉器具のデザインを勉強している健康な女子が、逆に闘病女子部から様々なヒントを貰うシーンもありました。
彼女たちは、痛みが心理療法でも緩和されることを医師に教わると「病気に向き合うのは止めよう、明るく楽しく過ごそう」と発想の転換によって自分の生き方を切り拓いていくのです。
そして「闘病女子部でーす」から始まる彼女たちの一言一句と明るい表情は、病気に限らず様々な境遇の人たちにも前向きに生きるヒントを与え、こちらがお見舞いの言葉を忘れるほど逞しく、輝く女性の象徴として映ったのでした。
2 県教委メッセージ 船上山少年自然の家
「自然・発見・感動」のフィールド、船上山少年自然の家で自然体験してみませんか。
朝夕めっきり涼しくなり、秋も深まってきました。船上山少年自然の家では、船上山周辺で収穫したドングリなどの木の実を使った「ネイチャークラフト」も楽しめます。工夫を凝らして世界にたった一つだけの作品作りに没頭してみませんか。
冬のプログラムとしては、子どもなら3人は乗れる「チューブそり」、深い雪の上でも歩いたり滑ったりできる「スノーシュー」や「歩くスキー」など、白銀の世界をホットに楽しむグッズがそろっています。
最後に「出前サービス」を紹介します。船上山少年自然の家では、施設に来られての利用だけではなく、指導員が現地に出向いての活動も行っています。「ネイチャークラフト」「レクリエーション」「火起こし」「ニュースポーツ」「ピザ・バウムクーヘン作り」など。
活動に必要な道具はこちらが準備いたします。もちろん、道具使用料や施設利用料・交通費などはかかりません。移動手段や距離的な問題も全て解決できる「出前サービス」を是非ご利用ください。
指導員一同、素敵な時間づくりをサポートいたします。
〔問合せ先〕
船上山少年自然の家
〒689-2525 東伯郡琴浦町山川807の2
電話 0858-55-7111
FAX 0858-55-7119
E-mail:senjyozan_syounen@pref.tottori.lg.jp
HP:http://www.pref.tottori.lg.jp/senjyozan/
3 イベント情報
鳥取県教育委員会等が主催する、親子で楽しめるイベント等を紹介します。
多くの方のご参加をお待ちしています。
【船上山少年自然の家】
●秋山登山企画 秋まっさかり!船上山満喫登山ツアー
★要申込★
雄滝と雌滝を見上げられる「滝登りコース」!後醍醐天皇が登った「西坂コース」!
お好みのコースを選択して、船上山の秋を満喫しませんか。
期日:11月5日(日)
対象:小学3年生~中学生とその保護者及び一般の方
定員:30人程度
参加費用:1人700円程度(飲料代・保険料など)
申込方法:メールフォームでの申し込み
(メールフォームURL http://www.pref.tottori.lg.jp/269445.htm)、または
郵送での申し込み(チラシの参加申込書をハガキに貼付、または封筒に返信用
ハガキと申込書を同封して申し込み)
申込期間:10月24日(火)17時必着
〔申込・問合せ先〕
船上山少年自然の家
〒689-2525 東伯郡琴浦町山川807の2
電話 0858-55-7111
FAX 0858-55-7119
E-mail senjyozan_syounen@pref.tottori.lg.jp
http://www.pref.tottori.lg.jp/senjyozan/
編集後記
今号の巻頭コラムでは、坂本教育委員に難病を発症した女性たちの、SNSを利用した活動についてご寄稿いただきました。「闘病女子部」については、「とっとり県政だより」(平成29年9月号)でも紹介されています。病気を抱えながらも前向きに活動する「闘病女子部」の部員たち。彼女たちから元気や勇気をもらったかたも多いのではないでしょうか。
とっとり県政だより(平成29年9月号)
http://www.pref.tottori.lg.jp/eb/kenseidayori/201709/#page=11
鳥取県教育委員会事務局教育総務課
電話 0857-26-7926
FAX 0857-26-8185
東日本大震災で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
鳥取県は、被災された地域が一日も早く復興・復旧されることをお祈りしております。
http://www.pref.tottori.lg.jp/dd.aspx?menuid=154943
また、被災地の児童生徒の就学機会を確保するため、鳥取県でも転入学を 受け付けています。
http://www.pref.tottori.lg.jp/dd.aspx?menuid=155040
このメールマガジンは、鳥取県教育委員会が推進する「心とからだ いきいきキャンペーン」が一層定着することと、さらに多くの方に知っていただくことを目指して発行しています。
内容を充実したものとするため、ぜひ取組状況等お寄せいただきたくお願いいたします。
ご意見・ご感想をお待ちしています。
鳥取県教育委員会教育総務課総務企画担当 kyouikusoumu@pref.tottori.lg.jp
バックナンバー http://www.pref.tottori.lg.jp/115319.htm
配信停止はこちらから http://www.pref.tottori.lg.jp/115548.htm