歌詞
おみんなおさら お一つ お一つ お一つ お一つ落としておさら
お二つ、お二つ落としておさら おみんなおさら
お手ばきみ お手ばきみ お手ばきみおさら
おちりんこ おちりんこ おちりんこ落としておさら
お左 左ぎっちょ お左 左ぎっちょ お左 左ぎっちょ お左 左ぎっちょ
右左 中切り つまよせ さらえこ 手つっきおさら
小さい橋こぐれ 小さい橋こぐれ 小さい橋こぐれ 小さい橋こぐれ
小さい橋こぐれおさら 大きな橋こぐれおさら
おんばきみ おんばきみ おんばきみ落としておさら
お手たたき お手たたき お手たたきおさら
大袖 大袖 大袖 大袖落としておさら 一貫しょおさら 貸せたおさら。(伝承者:明治34年生)
解説
お手玉歌の代表的な歌の一つが「おさら」である。もう一つ「おじゃみ」で始まる歌が昔から残されているが、本県ではまだ見つけていない。
「おさら」の歌で岩美町蒲生の例を挙げておく。
お一つ落として おさら
お二つ落として おさら
お三つ落として おさら
お手しゃみ お手しゃみ おさら
おはさみ おはさみ おさら
おちりんこ おちりんこ おさら
お左 左ぎっちょ 右左
中つき しまつき さらえて えっつけ おさら
やちなん やちなん おさら
おっ手ばたき おっ手ばたき おさら
お袖 お袖 おさら
お膝 お膝 おさら
おんぽきん おんばさん おさら
きーしる しるしる しるしる 落としておさら
一ちゃにおみつき 二ちゃにおみつき
三ちゃにおみつき 四ちゃにおみつき
五ちゃにおみつき 六ちゃにおみつき
七ちゃにおみつき 八ちゃにおみつき
九ちゃでおみつき 十でかけ一升 十でかけ二升
おまけに一升 やちき どっこい かーらす(伝承者:明治35年生)