歌詞
一もんめの一助さん いも買いに走った(ラツショ ラッショ ラッショ…囃子、以下略)
二もんめの二助さん 人参買いに走った
三もんめの三助さん 山椒買いに走った
四もんめの四助さん 洋服買いに走った
五もんめの五(ごん)助さん 牛蒡(ごんぼう)買いに走った
六もんめの六(ろ)助さん ろうそく買いに走った
七もんめの七(な)助さん 菜っ葉買いに走った
八もんめの八(は)助さん 薄荷(はつか)買いに走った
九もんめの九助さん 胡瓜買いに走った
十もんめの十助さん 重箱買いに走った(伝承者:昭和6年生)
解説
ほとんど全国共通の歌で、県内でも広くうたわれている。米子市淀江町小波では、
一もんめの一助さん いも買いました いもちょうだい
〔以下、人参、鯖、羊菜、牛芽、ろうそく、七輪、蜂蜜、胡瓜、重箱となる〕
倉吉市関金町松河原では、
一もんめの→助さん 叫の字がきらいで 一万一千一百億一斗一斗一斗米のお札を収めて
二もんめに渡した
二もんめの二助さん 二の字がきらいで 二万二千二百億 二斗二斗二斗米の お札を収めて
三もんめに渡した(以下「三もんめ」 「四もんめ」……と続く)