平成30年10月18日
総務部長
本県では「鳥取元気づくり総合戦略」に掲げた基本目標の実現に向け、地方創生の取組を進めているところであるが、平成31年度当初予算においてはさらなる地方創生の取組の推進や経済・雇用の安定、安心・安全な暮らしの実現などの県政の諸課題の解決に加えて、新たに組閣された第4次安倍改造内閣の打ち出す政策の動向に十分留意しつつ、消費税率引上げやそれにあわせて実施される幼児教育無償化等の社会保障の充実、働き方改革をはじめとする現下の全国的課題への対応も含め、機動的かつ効果的に政策を展開しなければならない。
その際、鳥取県中部地震をはじめとする災害への対応や6年連続の地方交付税の減少などにより、年々厳しさを増している本県の財政状況に鑑み、行財政改革をさらに推進するとともに、スクラップ・アンド・ビルドの徹底など事業の大胆な見直しと重点化を図り、財政誘導目標を堅持することとする。
平成31年度当初予算については、いわゆる骨格予算編成とするものの、災害復旧・防災対策をはじめ、本県を取り巻く情勢の変化に機敏に対応し、必要不可欠な予算については積極的に計上することとする。
ついては、以下の事項に留意されたい。