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風雲!天神山城を開催しました!

遊んで学べる山城講座「風雲!天神山城」を開催しました!

 正に「風雲」の名にふさわしい荒れた天気となった平成30年11月23日、午前の歴史講座に29名、午後の城攻めステージには小学生をはじめとした22名の方々に参加いただきました。

 午前の歴史講座では、天神山城の歴史や構造について、当センター職員が解説しました。同時代の遺物の展示や解説も行い、来場の皆様は熱心に聞き入っていました。
歴史講座の風景

 午後は打って変わって、参加の皆様に、頭に陣笠、体には胴巻をつけた足軽風の格好となって戦国気分を盛り上げていただき、弓矢、手裏剣投げ、一騎討ち(チャンバラ)など戦国時代の合戦を体験できる城攻めステージを楽しんでいただきました。
  

一騎討ち

白熱した、スポンジ製の刀を使った一騎討ち。相手の紙風船を割ったら勝ちです。子どもたちも正々堂々と戦いました。負けてしまった子はリベンジしたい!ということで、最後はみんなで敵将と再対戦。見事、討ち取りに成功しました。

一騎討ちの風景

曲輪の攻防(弓矢体験)

その後、雨の止み間をぬって、天神山城登り口の曲輪で弓矢体験も行いました。初めて弓を手に取られる方が多く、なかなか敵将(的)に当たらなかったのですが、中には的中率8割のお子さんもいて、皆さん大きな歓声をあげていました。

曲輪の攻防(弓矢体験)

手裏剣投げ

体育館に戻り、今度は手裏剣投げ。大人も子どもも夢中で手裏剣を投げていました。

手裏剣投げ風景

論功行賞

最後は「論功行賞」として、それぞれの高得点者に特別賞(当センターオリジナルの特製絵はがき、銭貨キーホルダー、スポンジ製刀)を差し上げました。また、戦国武将さながらのコーディネートで参加してくれた小学生に、「戦国コスプレ賞」の段ボール製カブトを進呈しました。

参加者全員に、合戦で使用した陣笠と胴巻きをプレゼントしたほか、因幡守護であった山名久通の花押をデザインした「認定証」をお渡ししました。
参加者からは、「とても楽しかった」「子どもたちだけでなく大人も楽しめた」などの感想をいただきました。

論功行賞風景


なお、今回のイベントに当たっては、会場を提供していただいた鳥取緑風高校の関係者、また草刈り等では地元の湖山地区ヒストリーロード委員会の方々にお世話になりました。この場を借りてお礼申し上げます。

県指定史跡「天神山城跡」を活用したこのイベント。今後も続けていけたらと考えています。

当日の様子がTV放送されます!

日時

平成30年11月29日(木)午後7時から

放送局

日本海ケーブルネットワーク

番組名

まちネタ (30分番組)

  

イベント等の申込

令和6年度鳥取まいぶん講座申込(4月18日(木)~募集開始)


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センター紹介

 久松山地域は戦国時代以降鳥取城が築かれ、鳥取藩32万石の中心地でした。現在でもこの地域は県庁があり、行政の中心地となっています。

 しかし、戦国時代から遡ること約800年前の奈良時代、県庁から4キロほど離れたこの国府町に国史跡因幡国庁(現在の県庁にあたるもの)がありました。今ではひっそりとした田園地帯ですが、因幡三山(甑山(こしきやま)、今木山(いまきやま)、面影山(おもかげやま))に囲まれ、当時の面影を残す万葉の歴史と古代の出土品にあふれた万葉の里となっています。
 この歴史豊かな万葉の里の一角に埋蔵文化財センターはあります。


埋蔵文化財センターについて


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