平成29(2017)年
アルセーニエフ博物館職員が鳥取県立博物館を訪れました。
◆アルセーニエフ博物館との協議
アルセーニエフ博物館との交流に関する協議を行いました。
12月2日(土) 県立博物館館長表敬 12月4日(月) 鳥取県教育長表敬訪問
◆アルセーニエフ博物館による講演会を鳥取西高等学校で開催!
アルセーニエフ博物館による鳥取県立西高等学校SGHセミナー
SGHとは「スーパーグローバルハイスクール」 のことで、地域・世界とつながり新しい価値観を創造するグローバル・リーダーの育成を目指す目的で開催されています。
鳥取西高等学校ではこのようなセミナーを行うことで、海外の社会、文化などを知る機会を持ち、グローバルな視点でものを見るトレーニングや将来を考えることのできる人材育成を目指しています。
1 実施校:鳥取県立鳥取西高等学校
日時:平成29年12月2日(土) 13時00分~14時15分
対応:鳥取県立鳥取西高等学校 林耕介
講演者:ペトルク・アンジェリカ 博物館発展担当副館長
生徒6名、教員6名が参加
2 実施テーマ "ウラジオストク 日本人居留民の歴史"
ペトルク・アンジェリカ博物館発展担当副館長に、アルセニエフ博物館の歴史、収蔵物、市の歴史の勉強ツアーなどの教育的な活動、社会活動について伺ったほか、ウラジオストクの日本人街の話を歴史的な観点でお話いただきました。
制作された日本人街マップや、散策ツアーを行ったお話のほか、与謝野晶子やトルストイなどの生徒も聞き慣れた人名をあげ、ロシアと日本の関係を親しみやすく解説されていました。
講演後、アルセーニエフ博物館側からの質問を受け、参加していた生徒は学問の好みや進学先、博物館を利用するかなどの質問に意見を述べました。また、日本とロシアの交流が6~10世紀頃盛んであったと伺い、生徒たちは関心を寄せていました。
(開催時間:45分 質問30分)
西高の成り立ちやSGHについての説明 SGHセミナーの様子
3 当日の対応について
ワークショップ担当者
●アルセーニエフ博物館:授業者
・シャライ・ヴィクトル 館長
・ペトルク・アンジェリカ 博物館発展担当副館長
・コルネエフ・ヴァシリ デザイナー
・クリメンコ・アントニナ 国際交流担当
●鳥取県立博物館:随行・運営補助
・清末幸久(主幹学芸員) ・梶川和則(係長) ・植村明美(広報普及専門員)
●鳥取県交流推進課:随行・通訳
・リー・ヴャチェスラフ
◆このほかにも鳥取県内の各所を視察しました。