現在販売されているほとんどのスプレー缶やエアゾール缶には、「ガス抜きキャップ」が装備されています。
「ガス抜きキャップ」を使うと、中身を完全に出し切ることができます。缶に記載されている注意事項等をよく読み、有効に活用してください。
また、「ガス抜きキャップ」を活用する際にも、必ず、火気のない風通しのよい屋外で処理してください。
(参考)
一般社団法人日本エアゾール協会のホームページでは、ガス抜きキャップの使い方について詳しく説明されています。
一般社団法人日本エアゾール協会ーガス抜きキャップについて(中身排出機構、残ガス排出機構、ガス抜きボタン等)
一般社団法人日本エアゾール協会ーご存知ですか?ガス抜きキャップ
スプレー缶やエアゾール缶などを廃棄するときは以下の点に注意し、適切に処理してください。
(1)中身を出し切ってください。
(2)ほとんどのスプレー缶には可燃性ガスが入っており、静電気等でも
引火する恐れがあるため、残余ガスの排出は風通しのよい屋外で行ってください。
(3)残余ガスを排出する際は火気の使用を絶対に避けてください。
(4)スプレー缶等に記載されている注意事項等を必ず読んで廃棄作業を行ってください。
なお、カセットボンベについては、2007年4月以降に製造されたカセットコンロにはヒートパネルが搭載されており、通常の使用で最後まで使い切れるようになっています。
(参考)
一般社団法人日本ガス石油機器工業会-カセットコンロ・ガスボンベの安全な使い方
スプレー缶等の廃棄方法は、お住まいの市町村によって異なります。穴開けの要否などの詳細や使い切れない、ガスの排出ができないものについては、お住まいの市町村等に確認して処分してください。
各市町村等のごみ関連ホームページリンク一覧
事業者が排出するスプレー缶等は産業廃棄物に該当します。
廃棄の際の中身を出し方など、メーカーや製造事業団体等の指示している方法によって、安全に取扱うようお願いします。
(参考)
一般社団法人日本エアゾール協会ー正しいごみへの出し方
http://www.aiaj.or.jp/exhaust.html
○制汗剤
風通しの良い開けた場所でスプレーボタンを押して出し切ってください。
○整髪料、スプレー式塗料、殺虫剤
大きめの紙袋の中に、新聞紙などの液体を吸収する力の高いものを入れ、そこにスプレー缶の中身を噴出させてください。
風通しの良い屋外でマスクをつけて行ってください。
○1990年以前に製造されたスプレー缶
フロンガスが使用されている可能性があるため、メーカーにお問合せください。