鳥取県は、全体の約74%が森林です。
八頭郡では古くからスギが造林されていて、 全国的にも知られた質のよいスギを 生産しています。また、 大山を中心として、 質のよい松を生産していましたが、 近年、松くい虫のひ害により生産量が減っています。
二十世紀なし、すいか、らっきょうなど全国的 に有名な特産物が多く、 米や野菜、果物、 畜産物などもバランスよく生産しているのが特色です。
鳥取県では、沖合漁業の水あげ高の約8割をしめています。
漁業生産額は、松葉がに〔ズワイガニ〕、ベニズワイガニのほか、はたはた、イワガキなどが多くなっています。
境港は、古くから漁業のまちとして栄え、平成4年から8年までは水あげ量日本一でしたが、年々水あげ量が減ってきています。
卸売業と小売業の事業所の数は、年々減ってきています。
事業所の数は、昭和57年をピーク〔頂点〕にずっと減ってきており、従業員〔働く人〕の数も同じように減ってきています。
ただし、小売業で働いている人の数は、昭和63年以降増えてきています。
鳥取県内で4人以上の人が働いている会社を調べると、電子部品などをつくる会社で働いている人の数が一番多く、次に食料品の会社という順になっています。
会社の数では、食料品をつくっている会社が一番多く、次に衣服の会社、電気機械の会社が3番目になります。