鳥取大学病院、島根県立中央病院で初期研修。当院、鳥取大学病院、松江赤十字病院で後期研修。内科認定医。出産を経て、現在松江生協病院勤務。
太田先生の体験談:
卒後3年目から4年目にかけて鳥取県中で研修を受けました。地域の基幹病院のため脳梗塞や髄膜炎・脳炎などの急性疾患をみることはもちろん多いのですが、神経変性疾患などの慢性疾患の症例も多く、幅広い疾患を経験することができました。内科や脳神経外科を含め他科との連携が良く、すぐ隣の内科医局には ほぼ24時間控えている医師もおられ、困難な症例に対しても快く相談にのっていただけました。内科認定医試験を受ける際にも大変お世話になりました。月1 回は自主学習の日があり、神経内科のdutyをはずれて勉強に勤しむことができました。
また、近隣病院の神経内科医師を中心に集まるカンファレンスで症例 検討や抄読会を定期的に行っていたおかげで、日々の臨床に追われながらも、じっくりと知識や考え方を学ぶ時間をもつことができました。神経学会総会にも全日程で参加し、鹿児島の郷土料理や温泉を堪能しました。また、武田院長が毎年隠岐で行っていらっしゃる糖尿病検診に神経内科班として同行させていただき、 院外活動に参加する機会を得ることができました。昼間は働き、夜は新鮮な魚料理を味わいながら地域医療に関わるスタッフと交流でき、とても楽しい旅でし た。