鳥取まいぶん講座第8回を開催しました

 令和元年11月16日(土)に開催した鳥取まいぶん講座第8回には44名の方々に参加いただきました。

 今回は、織田軍の羽柴秀吉による2度の鳥取城攻めのときに、鳥取県中部でどのようなことが起こっていたのか、地元で調査研究されている倉吉文化財協会の眞田廣幸先生をお招きし、文献と城跡から紹介いただきました。

 鳥取城攻めというと、鳥取城周辺のみが注目されがちですが、鳥取県中部の武将である南条元続らの動きが戦いに影響したことを改めて明らかにされました。

 参加された方からは「文献の内容と実際の地形を照らし合わせての考察が面白かった。」、「県中部のいろいろな山城のことが分かってよかった」などの感想がありました。

 次回12月21日(土)は因幡の中世城館について、今年度の調査研究からどのようなことが見えてきたのかをご報告しますので、どうぞお楽しみに。

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センター紹介

 久松山地域は戦国時代以降鳥取城が築かれ、鳥取藩32万石の中心地でした。現在でもこの地域は県庁があり、行政の中心地となっています。

 しかし、戦国時代から遡ること約800年前の奈良時代、県庁から4キロほど離れたこの国府町に国史跡因幡国庁(現在の県庁にあたるもの)がありました。今ではひっそりとした田園地帯ですが、因幡三山(甑山(こしきやま)、今木山(いまきやま)、面影山(おもかげやま))に囲まれ、当時の面影を残す万葉の歴史と古代の出土品にあふれた万葉の里となっています。
 この歴史豊かな万葉の里の一角に埋蔵文化財センターはあります。


埋蔵文化財センターについて


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