インターネットはとても頼りになる便利なものです。子育てにおいても、悩んだり、困ったりした時の解決策の検索、病院の予約など、多くの方が、親族や子育て関係機関のほか、インターネットにも大きく助けられながら子育てをしている時代です。
こうした環境の中、わたしたちの生活に深く根付く電子メディア機器(スマートフォン・ゲーム機・パソコンなど)を、直接、乳幼児期の子育てツールとして利用する例もみられます。ですが、こころも身体も発達途中の乳幼児には刺激が強すぎますし、乳幼児向けのアプリであっても視聴が習慣化すると、家族のふれあいの時間や絵本の読み聞かせ、外遊びなどの体験の機会を失うことにつながります。
子どもたちのインターネット利用の実態について
近年は、乳幼児期からネット環境に接していることなどから、インターネット利用の低年齢化が進んでいます。利用に夢中になるあまり、日常生活や健康に影響がでてしまう「ネット依存」の低年齢化も危惧されています。
スマートフォン等電子メディア機器の過剰利用による影響
- 睡眠不足等により、日常生活や生活習慣に影響が生じる
- 小さな画面を近くでみつめ続けることで視力の発達を妨げるばかりでなく、斜視(黒目が片側に寄ること)になる可能性
- ディスプレイに使用されている「ブルーライト」が目に負担となったり、睡眠障害を引きおこす可能性
子どもは、大人のメディア利用の様子を見て育ちます。大人のわたしたちも、読み聞かせなど、子どもと過ごす大切な時間をメディア機器に奪われていませんか?
親子で一緒に過ごすことができる時期は限られています。その時間を大切にするためにも、電子メディア機器との関わりについて、家族で考え、話し合い、学び続けましょう。
子育てを支援するため、読み聞かせや家庭教育、インターネットの利用に関する研修会に講師を無料で派遣しています。関係機関のみなさまのご活用をお待ちしています。
対象
幼稚園・保育所や子育て支援センターなどが開催する保護者・親子向けの研修会
子ども読書アドバイザー
内容
読み聞かせの大切さ、読み聞かせのポイントなど
申込先
鳥取県教育委員会事務局 社会教育課 生涯学習推進担当
電話 0857-26-7943 ファクシミリ 0857-26-8175
電子メール shakaikyouiku@pref.tottori.lg.jp
URL
https://www.pref.tottori.lg.jp/171039.htm
家庭教育アドバイザー
内容
親の役割や子どもとのかかわり方など
申込先
鳥取県教育委員会事務局 社会教育課 社会教育・地域学校協働推進担当
電話 0857-26-7521 ファクシミリ 0857-26-8175
電子メール shakaikyouiku@pref.tottori.lg.jp
URL
https://www.pref.tottori.lg.jp/204472.htm
ケータイ・インターネット教育推進員
内容
電子メディア利用についての現状や課題など
申込先
特定非営利活動法人こども未来ネットワーク(県から委託)
電話 0858-22-1960 ファクシミリ 0858-27-0271
電子メール media@kodomo-mn.com
URL
https://www.pref.tottori.lg.jp/67797.htm