嶋田 悦子 (しまだ えつこ) 昭和4年(1929年)~令和5年(2023年) 染織家。鳥取県境港市生まれ。昭和28年(1953年)に嶋田太平と結婚後、東京へ移り、太平は銀座の「諸国民藝 たくみ」に勤務しました。昭和31年(1956年)から柳宗悦の甥で染織家の柳悦孝・悦博に師事し、弓浜絣を復興すべく、太平、母・稲岡文子と協力して活動しました。白洲正子の店「銀座こうげい」で取り扱いがはじまると次第に販路が広がり、昭和44年(1969年)に帰郷し、夫と共に絣工房を開きました。昭和52年(1977年)に「有限会社ゆみはま」を設立。同社解散後も絣の制作と後継者育成に尽力しています。平成15年(2003年)、第23回伝統文化ポーラ賞で地域賞受賞、平成17年(2005年)、県の無形文化財「絣」保持者に指定。平成20年(2008年)県文化功労賞受賞。
作品:桔梗に水文木綿手紡絣着物
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