C型肝炎ウイルス検査受診のおすすめ
フィブリノゲン製剤納入先医療機関公表に係る相談窓口を設置しました
- このたび厚生労働省ではフィブリノゲン製剤が納入された医療機関名(約7,000)を発表しました。
- フィブリノゲン製剤は、出産や手術で出血が多く止血困難時などに使われていた製剤です。
- この製剤の投与を受けたかた(特に1994(平成6)年以前)は、 C型肝炎ウイルス感染の可能性が一般のかたより高いといわれています。
- フィブリノゲン製剤が使用されたとしても、必ずしもC型肝炎ウイルスに感染するとは限りませんが、早期発見のために検査を受けられることをおすすめします。
- 鳥取県では、フィブリノゲン製剤納入先医療機関公表に係る相談窓口を設置しましたのでご相談ください。
●フィブリノゲン製剤納入先医療機関公表に係る相談窓口(県 医療・保険課のホームページ)
●鳥取県内の医療機関の情報(厚生労働省のホームページ)
●平成20年1月17日新聞折込広告(抜粋)(PDF)
我が国のC型肝炎のウイルス感染者は100万人から200万人あると推定されています。
感染していることを自覚していない方が多く見られ、そのまま放置しておくと、肝硬変や肝がんに移行する可能性があることがわかっています。
C型肝炎ってどんな病気?
- C型肝炎はウイルスの感染によっておこります。
- 自覚症状がない場合が多く、急性の場合ではけん怠感、食欲不振、嘔吐などが見られます。
- 毒物の分解、栄養分の生成・貯蔵、止血等を行っている肝臓の働きが悪くなります。
- 感染経路は、C型肝炎ウイルスが含まれる血液の輸血、注射器の回しうちなどです。
日常の生活をともにしているだけでは、C型肝炎は感染する恐れはありません。
C型肝炎になるとどうなりますか?
C型肝炎ウイルスに感染すると、そのうち多くの方が慢性肝炎となり、その一部の方が肝硬変、肝がんに進行すると言われています。
C型肝炎ウイルス感染者100人のうち、放置すると仮定した場合、65~70人が慢性肝炎になり、20~30年後にこのうち5~10人が肝硬変や肝臓がんで死亡というデータがあります。
●保健所で実施している肝炎ウイルス検査についてはこちらをクリック
■問い合わせ 鳥取県健康政策課(0857-26-7194 FAX0857-26-8143)