フィブリノゲン製剤及び血液凝固因子製剤は、人の血液の成分を原料とした医薬品の一種で、大量出血時の止血等の目的で使用されていた製剤です。
以前は製造工程でC型肝炎ウイルスを不活性化するための技術が現在と比べて十分ではなかったため、その当時のフィブリノゲン製剤及び血液凝固因子製剤を投与された方々は、肝炎ウイルスに感染している可能性が一般の方より高いと考えられます。
そのため厚生労働省では、フィブリノゲン製剤等の納入先とされている医療機関を公表し、これらの医療機関の協力を得て、同製剤を投与された可能性のある方々に対し肝炎ウイルス検査の呼びかけを行うこととしています。
これらの製剤が使用されたとしても、必ずしも肝炎ウイルスに感染するとは限りませんが、投与を受けた可能性のある方は一度検査を受けられることをおすすめします。
○肝炎ウィルス検査の案内
保健所で実施する肝炎ウイルス検診について
鳥取県肝炎ウイルス医療機関検診の実施について