つくしんぼクラブ
今年度3回目のつくしんぼクラブを開催しました♪
9月のつくしんぼクラブ(保護者勉強会)は「遊びを感覚から見てみよう」をテーマに、谷口作業療法士からお話がありました。日頃の活動写真を取り入れ、楽しみながら遊ぶことで促される感覚の発達について、わかりやすく学ぶことができたように思います♪
遊びに必要な「安定した姿勢」や「目と手の協応」など土台作りのお話から、「固有感覚・前庭感覚って?」「力加減はどのように学ぶ?」「手のアーチ発達について」などなど、盛りだくさんの内容でした。
最後に、手づかみ食べの大切さ、スプーンの持ち方、箸への移行のタイミングなど、食事に関する内容にも触れ、様々な感覚を扱う遊びは、生活動作習得につながっていることを改めて学ぶことができました。
参加されたお母さんから、「お口で確かめたい気持ちが強いとき、どうやって置き換える?」「にぎやかな環境が苦手で…」「スプーンの持ち方、どうやって教えたらいい?」などの相談や、サポートブックにどうやってまとめると伝わりやすいかなど話も弾みました。のびっこの活動場面で、今日のお話にも触れながら、どんな遊び(感覚)が好きかな?苦手な遊び(感覚)はどうやって経験していけるかな?どんな食具が使いやすいか?など一緒に考えていけたらと思います。
来月10月は、卒園された先輩保護者さんにもお声かけし、パパママ会(保護者交流会)を企画しています。次回の御参加、お待ちしています♪
福祉機器展
福祉機器展に行きました!
のびっこのお友だちも親子で参加しました。
いろいろな車いすや電動カート、カーシートやいすなどたくさんの展示もあり、座り心地を試してみたり、動いてみたりしました。たくさんの福祉用具もあり、中でもおもちゃコーナーとスヌーズレングッズが人気で、見て触って感じて楽しみました。親子でいろいろなおもちゃで遊びながら「このおもちゃは好きかな?」「これはおもしろいな!」など楽しめそうなおもちゃを探索したり、予期せぬおもちゃの動き?でドキドキしたりもあり、おもちゃコーナーから離れたくないくらいたくさん遊びました。絵本コーナーもあり、電子絵本や布で手作りしてある絵本、仕掛け絵本などたくさんありました。興味津々でページをめくってみたり、布絵本の付属の人形を動かして福祉機器展のスタッフの方と一緒に遊んだりと大盛り上がりでした♪
色々なおもちゃや機器など、楽しみながら試してみたり、新な発見があったりなど、とても有意義な時間となりました。(年々、バージョンアップしていますよ!)
どんなおもちゃやグッズがあった?福祉機器など詳しく知りたい!という方は、スタッフまで声をかけてください。
のびっこ農園
昨年度、ご厚意で頂いたいちごの苗。「大きくなあれ!」という、子どもたちやスタッフ皆の声が届いたのか、冬の寒さに打ち勝って、4月終わり~5月にかけて赤い実をつけることができました!ジョーロで水やりをしたり、葉っぱに触れ感触を確かめたりして、だんだん色が変わっていくいちごの様子を観察したり楽しみいっぱいでした。初めは葉っぱの茂みに近寄るのも怖かった子も、お友だちやスタッフが水やりをする様子を見たり、繰り返して農園に行くことで安心した様子で、自分から土の上を歩いたり、いちごに手を伸ばす姿が見られていましたよ!収穫日には手作りの容器を持って、赤いいちごはどれかな~?と探しながら、お母さんと一緒に収穫し、自分たちで採ったいちごを手で掴んだり指で押しながら感触を確かめたり、においをかいだり、かじって食べてみたり、色々な方法で楽しみました。次はトマトや枝豆を育てています。みんなの願いが届いて、大きくなりますように!
のびっこ制作
のびっこでは、季節に合わせた制作や感触遊びなどを行っています。
今年もさまざまな制作を行っていますので、その時のお友だちの様子を紹介します!
節分の時期には、恵方巻をレッツ、まきまき!!お花紙、折り紙をくしゃくしゃ~、素材の違いを感じながら両手を使ってぎゅっ!ぎゅっ!次はご飯と海苔に見立てた段ボール紙で、具をつつみこんで丸めます。お母さんお父さんと協力して、一緒にまきまき~!太巻き、細巻き、いろんな具が見えて、おいしそうな恵方巻の出来上がりです!段ボール紙のぼこぼこの感触が気に入って、ほっぺにすりすり~と感触を確かめるお友だちもいました。お母さんが上手に工夫されて、ぼこぼこ面を外側にした、カリフォルニアロールのような恵方巻もありましたよ。
とっても美味しそうな恵方巻を手に、「もぐもぐ」「どうぞ~」などほかのお友だちや大人に見せるやりとりも見られました。
春は、紙皿を使ってかわいいお花を作りました。手型・足型のスタンプに足底をしっかりつけて、ぽん!絵具でカラフルになった自分の手や足を不思議そうにみつめるお友だちでした。絵具とペン、両方を使ってお絵描きを楽しみ、絵具の筆を自分で持って描きながら、色のついていく様子をよく見ていました。
こいのぼり制作は、卵パックをつかったものにチャレンジ!お花紙を丸める、シールを貼る、卵パックの感触を確かめる、それぞれ好みの感触のものを交えながら行いました。お父さん・お母さんの作る様子をじっと見つめてはニコニコ笑顔のお友だちもいましたよ。お父さんお母さんが一緒にする活動は安心につながり、少し触ってみよう・見てみようという気持ちに繋がりますね。いろんな色のカラフルこいのぼりの完成です!
これからも季節に合わせた制作や、感触遊びを楽しみましょうね!!
春の戸外活動 弓ヶ浜公園&湊山公園・児童文化センター
春の戸外活動♪♪♪弓ヶ浜公園&湊山公園・児童文化センター♪♪♪
4月の終わり、園外保育で弓ヶ浜公園に行きました。当日、地域の幼稚園や高校生の団体が一緒で、賑やかな弓ヶ浜公園でした。高校生のお兄さんたちが公園内を走っている様子を見て、「がんばれ~!がんばれ~!!」と応援している可愛らしい姿が見られました。
ローラーすべり台は人気!ローラーがコロコロ回ったり、音が鳴ったりするのを楽しみながらすべりました。お友だちがすべってくる様子を見るのも楽しかったですね。
他にも、いろんな種類のすべり台がありました。どのすべり台がお好みだったかな??
弓ヶ浜公園は他にも遊具がたくさん!!トランポリンや、ブランコも楽しみました。小さいお友だちが乗れるブランコもありましたよ。
5月の終わりに春の遠足に行きました。天気予報では晴れでしたが、遠足当日はあいにくの雨模様…。小雨は降っていましたが、心地よい気温で過ごせました。
児童文化センターで、わらべ歌を歌ったり、プラネタリウムで星空を見たりしました。
わらべ歌のゆっくり~、ゆったり~、のリズムに合わせてふれあい遊びも楽しみました。わらべ歌を始める前の「ど~ぞ♪そ~れ♪」のかけごえは、クセになりそうでした!!
プラネタリウムでは、見慣れない球体の会場と薄暗い照明でワクワク・ドキドキでした。天井に映し出される星空☆や星座が綺麗でした。実際の夜空の星も見たいですね。
プラネタリウムを見終わった後には、小雨も止み、湊山公園のおさるさんを見に行ったり、遊具で遊んだりして過ごしました。
その後は、みんなでお弁当タイム。「みんな食べてる?」「おいしいよ!」とニコニコしながら食べました。美味しかったですね。
2024年5月14日 ~たたたんたんじょうび~
のびっこワールドでは、お友だちの誕生月が近づくとお誕生日会をしています!
この日は、ほんの少し遅れてのAちゃんのお誕生日会でした。まずはスタッフから誕生日カードをプレゼント。ちょっとはにかみながらカードを受け取るAちゃん。お友だちも興味津々です。
そして、お誕生日会だけのオリジナルイベント!ケーキ(の玩具)に蝋燭を立てて思いっきり吹き消してもらいます!
さぁ、お父さんと一緒に思いっきり…「ふー!」
なかなか消えない…。もう一回!「ふー!!」
まだ消えない…。もっともっと!「ふぅーーー!!!」
やっと消えたー!親子そろってこの笑顔です(^^)
その後みんなでケーキを分けっこして「いただきます♪」お友だが率先して配ってくれましたよ。ケーキを満面の笑みで受けとるお友だち。皆でお祝いした、とっても楽しいお誕生日会でした!
2024年1月 正月遊び
お正月遊びといえば…みなさん何をイメージされますか?
福笑い?コマ回し?羽子板??
最近は目にする機会が少ない遊びもありますが…のびっこでは、お正月遊びウイークを楽しみました。
マグネットで作った福笑いコーナーは人気でした!「めめ(目)」「ブー(鼻)」など、大好きな手遊びで聞きなじみのある顔のパーツを、大人と完成させました。
餅つきは、段ボールで作った杵を「ぺったん」の声かけに合わせて振りあげたり、餅の感触を楽しんだり、ボールを投げ入れてにっこり(^^♪
こまは、いろいろな大きさの手作りコマを回してみました。
絵馬のコーナーでは、ペンのキャップを自分で外し、色を変えながら思い思いの願いを描い
て飾りましたよ。
たくさん遊んだ後は、給食です。
苦手なおかずも少量ずつ順番に、声かけも工夫しながらおなか一杯食べました。
ちなみにこの日のメニューは…
ごはん・大根のスープ・豆腐ソテーの肉みそがけ・ほうれん草のあえものでした。
今年も季節を感じられる遊び・給食メニューをお楽しみに♪
みんな元気にすごせますように…
2023年12月 ママ会
ママ会を開催しました!
今年度、2回目のママ会を開催しました。以前から「何かワークショップ的なことができないか?」との案があり、今回は簡単なおもちゃ作りを取り入れてみました。
傾けることで雨の音がするレインスティックを作ってみましたよ。材料はサランラップの芯、折り紙、キラキラテープ、リボン、中に入れるお米、鈴などです。手作りおもちゃで遊ぶ子どもたちを想像しながら、「折り紙は食べ物柄がいいかな?」「クリスマスが近いからリボンは赤と緑色で…」など、アイデアを口にしながら進めていきます。和やかな雰囲気の中、子どもの話題やクリスマスの話題など自然と会話も弾みました。
1時間半程度でカラフルなレインスティックが完成!このレインスティックを子どもたちが転がして追いかけたり、振って遊んだりして楽しんでくれるといいなぁと思います。日頃忙しく、おもちゃ作りに時間を割くことが難しいママにとっても充実した時間になったようでした。
ママ会、パパ会では、ご利用者の意見も聞きながら今後もみんなで一緒に楽しめる内容を企画していきます。たくさんの方のご参加をお待ちしています。
遊びよ、発達の未来のよろこびよ
「あそびのなかに、子どもの発達の未来が見えてくる…」
これは、発達心理学の分野における超ウルトラスーパーハイパーミラクルロマンチックファンタスティックエクスペリエンス偉人であるレフ・ヴィゴツキー博士の言葉です。
のびっこでは、朝の会が始まる前に「自由あそび」の時間をたっぷり設けるようにしています。子どもたちは室内にて思い思いの方法で過ごし、基本的にスタッフは見守っています。
積み木、型はめ、おままごと、人形、ボール投げ、絵本…。過ごし方は実に様々ですが、その姿を見ていると、子どもたちの発達の未来を読み解く大切なポイントが浮かび上がってきます。それは、「ひとりでできる部分」と「まだひとりではできない部分」の境目、すなわち「大人や仲間の助けがあればできる部分」です。
「もっと高く積み木を積みたい」、「友達の玩具が欲しいけど借り方が分からない」等々、遊びの中では子どもひとりの力ではまだ乗り越えられない場面が出てきますよね。こんな場面に出くわしたら、スタッフは子どものリズムを妨げないように気を付けながら、少しずつお手伝いをします。さり気なく見本を見せる、そっと手を取って一緒にやってみる…等々。そうすると、さっきまではできなかったことができるようになります。大人や友達のやり方を見て真似すれば積み木はたくさん積みあがるし、大人に手伝ってもらいながら「かして」のジェスチャーをすればお友達が玩具を貸してくれます。こうして「できた!」を経験した子どもは「今度はひとりでやってみよう!」と新たな挑戦を始めるのだと思います。
「大人や仲間とならできること」を経験することで、発達の未来は「ひとりではできないこと」から「ひとりでできること」に書き換えられていきます。あそびの中で、周囲の大人やお友達の力を借りながらほんの少しだけ背伸びし、今までの自分よりもちょっと上の「お兄さん」「お姉さん」になれた子どもたちの表情を見ると、何とも言えない幸せな気持ちになります。
のびっこハロウィン
今年もハロウィンの仮装で、センター内のいろいろな場所に行き、たくさんの人と触れ合いました!
子どもたちもかわいい姿に変身したのはもちろん、保護者のみなさんも仮装をし、中にはノリノリの保護者の方もおられ、楽しい雰囲気がさらにアップ!でした。
仮装をするのはドキドキ・・のお友だちも、鏡に映る自分のかわいい姿にうっとり・・ご満悦でした。スイッチや身振りなど、いろいろな方法で「お菓子ちょうだい」のやりとりをして、たくさんお菓子をもらえてニッコリ。何度ももらいに行くお友だちもいましたよ!
初めての経験にドキドキしたり、うれしかったり、もっとしたかったりと、子どもたちの心がたくさん揺れ動く楽しい活動をこれからもどんどんしていきたいなと思います。